はじめに
前回の記事の続きとなります。
https://www.skyarch.net/blog/?p=18253
このご時世でZoomを繋ぎっぱなしで作業しているのですが、離席中・別MTG参加中の状況を発信するため、M5Stackを活用してみる事にしました。
検索してみると、SlackのLegacyAPITokenを利用した例が多いのですが
2020年5月5日以降には新規作成出来なくなるようなので、めんどうですがSlack Appを作成して実施してみました。
Legacy Tokenについて
https://api.slack.com/legacy/custom-integrations/legacy-tokens
出来上がった物

予めButtonに割り当てた文言/emojiアイコンがSlack画面上に反映されます。
コード中の下記となります。
UpdateSlackStatus("Working", ":floppy_disk:");
目次
手順の概要
- SlackAppの作成
- Curlコマンドで動作確認
- ArduinoJsonのインストール(ArduinoIDE上)
- コード編集
- 実機確認
手順
SlackAppの作成
適当な名前でSlackAppを作成し、下記権限を与えます。
こちらのTokenを利用します。
Curlコマンドで動作確認
手始めにgetから
postしてみる
すんなり行きました、後はこれをM5Stackから叩けば良さそうです。
ArduinoJsonのインストール
ArduinoIDEを開き、下記メニューからArduinoJsonをインストール
スケッチ > ライブラリをインクルード > ライブラリの管理

コード編集
ボタン押下イベントを割り込みで取ろうと考えておりましたが、簡易版に...
参考URL
SlackでユーザーStatusを設定する
User presence and status
https://api.slack.com/docs/presence-and-status#user_presence
users.profile.get
https://api.slack.com/methods/users.profile.get#arg_token
M5Stick-CでJsonをPOSTする
https://qiita.com/poruruba/items/4bf6a52520e431a8f4a5
ArduinoJsonでNestedObjectを作成
https://arduinojson.org/v6/api/jsondocument/createnestedobject/
実機確認
ArduinoIDEにて、検証⇢マイコンボードへ書き込みを実行します。
まとめ
次回はMQTTでAWSIoTとお喋りしてみたいと考えております。
投稿者プロフィール
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Japan AWS Ambassadors 2023, 2024
開発会社での ASP型WEBサービス企画 / 開発 / サーバ運用 を経て
2010年よりスカイアーチネットワークスに在籍しております
機械化/効率化/システム構築を軸に人に喜んで頂ける物作りが大好きです。
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