All Builders Welcome Grantに採択されAWS re:Invent 2025に参加します！

はじめに

この度、All Builders Welcome Grant(以下ABW Grant)に採択され、AWS re:Invent 2025に参加できることになりました。
このブログでは、ABW Grantの概要や私の応募体験についてご紹介します。なお、応募条件やサポート内容は次回以降変更される可能性がありますので、最新情報は公式ページをご確認ください。

All Builders Welcome Grantとは

ABW Grantは、テクノロジー分野で多様な経験を持つビルダーを支援する助成金プログラムです。
カンファレンスパス、航空券、ホテル宿泊費などがカバーされます。また採択者限定のイベントなど、費用面以外のサポートも受けられます。
このプログラムは以下の2つのイベントを対象に実施されています。

re:Invent
AWS最大のカンファレンスで、毎年12月頃にラスベガスで開催されます。
re:Inforce
セキュリティに特化したカンファレンスで、毎年6月頃にフィラデルフィアで開催されます。

それぞれのイベントごとに募集が行われるため、年に2回のチャンスがあります。今回私は、re:Invent 2025のABW Grantに採択されました。

応募条件

年齢：21歳以上
経験：テクノロジー業界での経験が5年以内
対象外：AWS/Amazonの関係者(社員等)
以下のいずれかに該当する人
- オプション1：テクノロジー業界でのキャリアにおいて障壁や不利な状況に直面したことがある人
- オプション2：ABW Grantに参加することで、次世代のテクニカルリーダーの育成、クラウドテクノロジーへの道筋の創出、イノベーションを促進する多様な視点の結集というミッションに貢献できる人

私はメインフレームエンジニアだった経験から「メインフレーム×AWS」というテーマに関心があり、オプション2を選択しました。これまでの採択者のブログではこのオプションについての記載がなかったため、おそらく今回新たに追加されたものだと思われます。
多くの情熱を持った若手エンジニアやエンジニア志望の方々が応募できる条件になっています！

申請フォームの主な内容

申請者の情報(氏名、メールアドレス、所属企業等)
申請者の経験や実績(クラウド関連の学習履歴、実務経験、実績等)
応募条件を満たしているかの確認
エッセイ(250語以内×3本)
- クラウド分野でのキャリア目標と、re:Inventへの参加を通して得たい学びや成長
- AWSのサービスやクラウドテクノロジーに関するこれまでの経験、または今後1年間で計画している知識・スキルの習得
- 自身が主導して実施した、社員・顧客・コミュニティの体験を改善する革新的な取り組み

申請フォームには具体的な年齢や英語力を問う項目はありませんでした。
また、AWSに関する経験や実績も応募の必須条件ではありません。私自身AWS経験が1年未満と短いため、AWSに関連しない経験も含め、その経験を今後どのように活かしたいかについて書きました。
つまり、英語力や実績等だけで判断されるわけではなく、応募条件を満たしていれば誰にでもチャンスがあります！