はじめに
AWS SNSを利用し、SMS送信に任意の送信者名を利用出来るか試してみました。
後述しますが、今回はAWSマネジメントコンソールでのみ実施してみましたが、APIでもサポートされているようです。(未検証)
目次
手順
SNSダッシュボードのテキストメッセージングの設定を開く

SNSダッシュボードへアクセス → テキストメッセージング(SMS) のリンクをクリックします。
すると デフォルトの送信者IDという欄がありますので、こちらに任意の文字列を入力します。
メッセージを発行

試しにメッセージをPublishしてみます。
届いたSMSを確認

上の物がコンパネにてデフォルト送信者IDを指定した場合、下の物が何も設定をしない状態で送信した場合となります。
まとめ
AWSマネジメントコンソールより、簡単にSenderIDを変更する事が出来ました。
但し複数のアプリケーション等で送信する際には下記のようにAPIを利用して送信する必要があると思います。
下記に記載がありますが、APIを利用した送信では Message の Attribute に AWS.SNS.SMS.SenderID を指定すれば良いとの事でした。
但し、全ての国でサポートされているわけではなさそうなので、お気を付け下さい。
送信者 ID のサポートについては、国によって異なります。 たとえば、米国の電話番号へ配信されるメッセージは、送信者 ID を表示しません。
http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/sns/latest/dg/sms_publish-to-phone.html
投稿者プロフィール
-
Japan AWS Ambassadors 2023, 2024
開発会社での ASP型WEBサービス企画 / 開発 / サーバ運用 を経て
2010年よりスカイアーチネットワークスに在籍しております
機械化/効率化/システム構築を軸に人に喜んで頂ける物作りが大好きです。
最新の投稿
Amazon Q2025年6月11日Amazon Q Developer CLI でMCPサーバ起動に失敗したのでトラブルシュートしてもらった
AWS2025年2月25日WebスクレイピングにAmazon CloudWatch Synthetics CanaryとBedrockを利用する
AWS re:Invent 20242025年1月1日AWS re:Invent 2024から読み解く、次世代クラウドコンピューティングの潮流
AWS re:Invent 20242024年12月7日Bedrock Flows と Amazon Q Developer Agentの新機能で生成AIアプリを短時間で作成する