Amazon Elastic Container Service(ECS)とは?


Amazon Elastic Container Service (ECS)の概要

Amazon Elastic Container Service (ECS)はサービス、バッチ処理などを実行するDokerコンテナアプリケーションをAWS上で簡単に実行、保護、スケールすることができるスケーラブルなコンテナ管理サービスです。ECSを使用すると、自身でクラスターの管理、インストール、運用、スケールを行う必要がありません。ニーズによってクラスターの全体にコンテナを配置します。ロードバランスやEC2のセキュリティグループ・EBSやIAMなどの使い慣れた機能とあわせて活用できます。

Amazon Elastic Container Service (ECS)の利点

サーバーレス(AWS Fargate)のオプション

ECSはAWS Fargateをサポートしているため、コンテナをサーバーレスにすることができます。そのため、サーバーのプロビジョンと管理が不要になり、リソースに対しての従量課金のみとなるためコストの削減にも繋がります。

スケールに応じたパフォーマンス

コンテナが1個でも数千個になっても、パフォーマンスを落とすことなく迅速に機動が可能です。

コスト最適化

Fargateスポットタスクまたは EC2スポットインスタンスを利用することにより、利用する期間によりオンデマンドと比べると最大90%割引をできます。

信頼性

ECSは、AWS Compute SLAがサポートしていることから、月間稼働率が少なくとも99.99%であることが保証されています。

セキュリティ

ECSは、VPC上でコンテナを起動するため、VPCセキュリティグループ、ネットワークACLを使用するので、他のお客様とコンピューティングリソースを共有することはありません。

またIAMを使用して、アクセス権限を細かく割り当てることも可能です。

まとめ

Amazon Elastic Container ServiceとはDokerコンテナアプリケーションを使って、コンテナを実行から管理までできるフルマネージドサービスです。

参考資料

https://aws.amazon.com/jp/ecs/