AWS Server Migration Serviceとは?


AWS Server Migration Serviceの概要

AWS Server Migration Serviceとはオンプレミスワークロードから、 AWSに移行するエージェントレスサービスです。数千のオンプレミスワークドードであっても移行に多くの時間はかかりません。AWS Server Migration Serviceを使ってAWSに移行できるサーバーは、VMware vSphere、Windows Hyper-V、 Microsoft Azureです。

AWS Server Migration Serviceに移行サポートされているOSは

・Windows Server 2003、2008、2012、および 2016

・Windows 7、8、および 10

・Red Hat Enterprise Linux (RHEL)、SUSE/SLES、CentOS、Ubuntu、Oracle・Linux、Fedora、および Debian Linuxとなります。

AWS Server Migration Serviceの利点

・すぐに運営開始できる通常サーバーの移行をするには、大掛かり的な準備が必要となりますが、AWS Server Migration ServiceはAWSマネジメントコンソールを介して、数クリックで完了となります。

・サーバー移行の管理大規模なサーバーの移行であっても、管理状況をいつでも把握することができます。

・サーバーのダウンタイムの削減AWS Server Migration Serviceでは、サーバーのダウンタイムの削減をすることができます。

・経費削減AWS Server Migration Serviceでは初期費用は必要なく、移行中に使ったストレージリソースの分だけ従量課金となります。

・セキュリティサーバーボリュームが転送されるときは、暗号化(TLS)されるためAWSに安全に転送されます。

・サポートAWS Server Migration ServiceはAWSプレミアムサポートの対象です。問題があった場合は問い合わせが可能です。

まとめ

オンプレミスワークロードをAWSに移行できるのが、AWS Server Migration Serviceの特徴です。大規模なサーバーであっても、短時間で移行でき移行中の状況も把握することができます。

参考資料

https://aws.amazon.com/jp/server-migration-service/