ビジネスでよく使われるロジカルシンキングがありますが、
クリティカルシンキングという言葉も最近は使われ始めています。
ロジカルシンキングは、物事を結論と根拠に分け、そのつながりを捉え物事を理解する思考法です。
クリティカルシンキングは、日本語に訳すると批判的思考だそうです。
今ある事実を疑い、本当にこれで良いのかという視点です。
何事も当たり前と考えてしまった時点で思考が停止してしまいます。
世の中は急激に変わっていますので、今までのことを当たり前と考えず、
今ある現実を疑って本当にこれで良いのかという視点をつけましょう。
また、当たり前は「誰がどう考えてもそうあるべきだと思うこと、当然なこと」という意味で使われます。
しかし、全てのことが同じ環境である訳はありません。
人によっても、当たり前の内容が違います。
当たり前の基準がその人が辿ってきた環境によって違うからです。
他では当然であったり、ここでは無かったりなど、なぜ、有るのか?
とは考えず、なぜ無いのか?に注目しがちです。
環境が違うということを念頭に、何も無いのが当たり前と思ってしまえば、
ほとんどのことが感謝だらけになります。全てが当たり前と考えないということは、
現状の環境をしっかり把握し、今後更に良くしていく発想に繋がる考え方だと思います。
投稿者プロフィール
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株式会社スカイアーチネットワークス
代表取締役社長 江戸達博