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NTTラーニングシステムズ株式会社 様 導入事例

導入事例

マネージドサービスを活用することで、何かあればすぐに連絡をいただけるのでとても助かっています。
24時間365日、安心安全な顧客対応が可能になりました。

NTTラーニングシステムズ株式会社 インタラクティブコミュニケーション事業部 システム部門 部門長
曽根原 利法氏(写真左)

1987年9月に設立され、NTTグループ企業向けの教育・研修事業をコア事業としつつ、 NTTグループ内外の企業に対する企業教育・研修ソリューションの提供、学校教育のICT化支援を含めた学校教育・研修ソリューションの提供、Web技術を活かした各種システムの構築・運用などのWebソリューションの提供、デジタル映像制作・編集技術を活かした各種映像ソリューションの提供などを行う会社です。NTTラーニングシステムズ様が提供されている学習プラットフォームサービスの基盤にパブリッククラウドを採用し、基盤運用にスカイアーチの『マネージドサービス』を導入いただきました。その経緯と効果について、同社インタラクティブコミュニケーション事業部 システム部門 部門長 曽根原 利法氏にお話をお伺いしました。

NTTラーニングシステムズ株式会社

  • 所在地:東京都港区南麻布1-6-15
  • 設立:1987年9月
  • 資本金:1億円
  • 事業概要:企業教育・研修ソリューション/学校教育・研修ソリューション/Webソリューション/映像ソリューション
  • URL:http://www.nttls.co.jp/

導入ポイント

  • スケーリングするサービスの特性に合わせて、パブリッククラウドを採用
  • パブリッククラウドのスピード感で新サービスのスムースなリリースを実現
  • マネージドサービスを導入して、繁忙期の安定運用を実現

利用状況
数千人規模のユーザーが利用する学習プラットフォームサービスをパブリッククラウドで運用

『マネージドサービス』の利用状況を教えてください。

NTTラーニングシステムズは、1987年、当時まだ馴染みの薄かったeラーニングの研究からはじまりました。現在では、NTTグループ内外の企業に対して複数のeラーニングサービスを提供しています。そのうちの1つでパブリッククラウドを採用し、スカイアーチに24時間365日の運用監視をお願いしています。

学習プラットフォームサービスについて詳しく教えてください。

Web上で受講生に対し動画や音声、画像等様々なコンテンツを手軽に配信したり、受講生-講師間で双方向のコミュニケーションを行うなど、eラーニングを行うための基盤となるプラットフォームサービスです。現在、学習塾運営を行う企業様等を中心に提供させていただき、数千人規模のユーザーにご利用いただいています。

選定理由
スケーリングするサービスの特性に合わせて、パブリッククラウドを採用

学習プラットフォームサービスのインフラとして、パブリッククラウドを採用した理由を教えてください。

学習プラットフォームサービスは、エンドユーザーとなる受講生数の変動だけでなく、受講生の学習頻度やテスト・レポートの実施状況によってアクセス状況が大幅に変動する特性があるため、物理的にサーバーを持つよりも、スケーリングが自在なクラウドサービスが最適と考え採用しました。

また、突発的なトラフィック増加や新規Webサイト立ち上げが頻繁に発生するので、初期コストや固定で発生するランニングコストなどを比較していくと、総じてパブリッククラウドを採用することでコストが抑えられるのではないかと期待しました。

スカイアーチを採用した理由について教えてください。

スカイアーチの対応力や柔軟性が決め手になりました。例えば、Webのメニューには載っていない内容でも相談に乗っていただき、サポート対応していただけるところです。具体的にはインスタンスのリソース監視について、中長期的なリソース確保のための情報収集・分析レポートが作成できないか相談したところ、新しいメニューとして提案いただきました。標準メニューに無い要望にもきめ細かく柔軟に対応していただけるところが他の会社と違うと感じています。

導入効果
パブリッククラウドのスピード感で新サービスのスムースなリリースを実現

クラウド活用による導入効果はみられましたか。

パブリッククラウドには、コスト削減と運用面の柔軟性を期待していました。新しいサービスを立ち上げる時に、オンプレミスを採用した場合、当然のことながら初期コストがかかります。最終的にその新サービスが成長すればコストを回収できますが、どれだけ伸びるのか先が見えない場合は、オンプレミスではなくクラウドサービスの方がトータルコストでメリットが出る場合があります。パブリッククラウドの採用で初期コストが抑えられ、サービスの採算性でも有利になっていると思います。

また、コストはもちろんですが、パブリッククラウドを採用したことで、スピード重視で作業することが可能になったので、新しいサービスのリリースをスムースに行えるようになりました。これにより、作業進捗が確実になり、システムの安定運用につながっています。

「マネージドサービス」導入効果について教えてください。

先ほどもお話ししたように、学習プラットフォームサービスでは、ユーザーのアクセス状況の急激な変化や突発的なトラフィック増加によりシステムに高負荷がかかることがありますが、スカイアーチの「マネージドサービス」を導入してから、大きなインシデントが発生したり、サービス自体が止まったことは無いです。

例えば学習塾運営のお客様の場合、エンドユーザーである受講生の季節講習の時期になると急激にアクセスが増え、サービス運営においてスケーリングやサーバースペックアップなどの緊急対応が必要になる場合があります。「マネージドサービス」導入後の季節講習は、大きなトラブルも無く、とても運用がスムースになり、「マネージドサービス」を導入した効果を実感しています。

また、学習塾システムの傾向として、システムの利用が夜間に集中することがあります。私どもは夜間のサポート体制を持っていないので、夜間のシステム障害への対応には苦労していましたが、「マネージドサービス」を活用することで、異常が発生した時にすぐに連絡をいただけるので、とても助かっています。24時間365日、安心安全な顧客対応が可能になりました。

そして、システム運用以外でも、「こういう風に変えたらどうですか」といった改善提案を行っていただいています。「提案力」「対応スピード」という点でも満足しています。

今後の展開

今後の展開についてお聞かせください。

学習プラットフォームサービスのユーザー数が安定し、サービスとしては成熟期に入ってきたと感じています。システム担当としては、安定したサービス運用を維持しつつ、如何にランニングコストを抑えるかが重要な課題となります。今後は、サービス追加の都度増設を行ってきたインフラ環境の見直しを行うとともに、保守・運用メニューもインフラ環境に更にマッチしたものに切り替える等、設備面、運用面の最適化に取り組んでいきたいと考えています。

要望・期待

スカイアーチへの要望や期待があればお聞かせください。

クラウドサービスの最新情報を継続的に提供していただければと思っています。クラウドサービスのメニューの追加や変更、メンテナンスといったサービス利用上の対応が必要な場合に、いつまでに何をする必要があるのかといった情報を提供いただければ助かります。

また、クラウドサービスに新たなメニューが追加された場合に、導入したらどういうメリットがあるか、弊社のサービスであればどのように利用すれば効果的なのかなど、積極的に提案いただけるととても助かります。

備考

関連サービス

マネージドサービス

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最終更新日

2024.02.28

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