今更ながらスマートホーム化 ② IFFFTで連携 編

こんにちは。sekiguchiです。
前回の記事に引き続きスマートホームを目指して試したことをお話します。
この記事では主にIFFFTでのサービス連携についてお話します。

はじめに

この記事ではIFFFTを使ってGoogle Homeと他のサービスを連携させる方法をご紹介します。
(今回はevernoteを例とします)

目次

IFFFTについて

IFFFTはサービス同士を連携させることが出来るサービスです。
あるサービスのアクションをトリガーとして、
別なサービスでアクションを起こすことが出来ます。

例えばGoogle Homeの場合、

  • Google Homeに伝えた発言をtwitterにツイートする。
  • 「部屋1の電気をつけて」等、設定したフレーズをGoogle Homeに言うと、連携させた部屋の電灯がつく

といったことが可能です。
※後者は電球をネットワークに組み込む必要があります。

このようにIFFFTなどのサービスを利用してスマートホームの機能を拡張できるわけです。

IFFFTの具体的な設定方法

まずはIFFFTにログインしてください。

「MyApplets」をクリックしてください。

「NewApplet」をクリックしてください。

「+this」をクリックしてください。

「Google Assistant」と検索・選択してください。

トリガーとなるフレーズの種類を選択してください。
今回の例では「Say a phrase with both a number and a text ingredient」を選択しています。
その他の種類についてはおまけで後述します。

トリガーを設定します。
今回の例では「evernoteの # に $ と送信」と設定しています
(#に数字が、$に文章が入ります。)

「+that」をクリックしてください。

アクションを実行したいサービスを選択してください。
今回の例ではevernoteを選択しています

アクションの種類を選択します
今回の例では「Append to note」(ノートを追加)を選択しています

アクションを設定します。
今回の設定内容は以下の通りです。
追記するノートのタイトル:メモ{{NumberField}}
追記する文面      :{{TextField}}
※{{NumberField}}、{{TextField}}は「Add ingredient」から選択しています

これで設定は完了です
少し待つとGoogle Home側でもアプレットが認識されます

今回、私が想定した使用方法は以下の通りです。
件名が「メモ11」のノートに、発言内容を追記する

では発言してみましょう。

私:「ねえ(OK)google。evernoteの 11 に スカイアーチテスト と送信」

Google Home:「evernoteの 11 に スカイアーチテスト と記録しました」

設定した返事が返ってきました。

次にevernoteを確認しましょう。
今回はあらかじめ「メモ11」というノートを作成しておきました。

・・・

・・・まあ・・・残念ながら音声認識が上手くいっていませんが・・・追記はされていますね。
もっと簡単なワードのほうが良いかもしれませんね。

・・・何はともあれ、以上で設定は完了です。

まとめ

いかがでしょうか。
スマートスピーカーは元々提携可能なサービスが存在するのですが、
この様にIFFFTを使うことで、evernote以外にもその連携範囲を大幅に広げることが出来ます。
是非、自身に合ったサービス連携を見つけてください。

次回はIFFFTとスマートリモコンを使ってリモコン家電と連携させてみようと思います。

おまけ

トリガーとなるフレーズの種類の解説です。

  • Say a simple phrase
    →固定フレーズをトリガーとする場合に使用
    設定例)トリガー :「照明つけて」
    アクション:照明のコンセントをONにする

→「照明つけて」と言うとトリガーになるが「ライトつけて」はトリガーにならない

  • Say a phrase with a number
    →数字(#)を含んだ固定フレーズをトリガーとする場合に使用
    設定例)トリガー :「lineに # 時に到着と入力」
    アクション:「# 時到着」とlineに文章を送信

→「lineに”4″時に到着」と言うと「4時到着」の文章がlineに送信される

  • Say a phrase with a text ingredient
    →キーワード($)を含んだ固定フレーズをトリガーとする場合に使用
    設定例)トリガー :「lineに $ と送信」
    アクション:「$」に当てはまる文章をlineに送信

→「lineに”スカイアーチのテスト”と送信」と言うと「スカイアーチのテスト」の文章が送信される

  • Say a phrase with both a number and a text ingredient
    →数字(#)とキーワード($)を含んだ固定フレーズをトリガーとする場合に使用
    設定例)トリガー :「lineに # 時に $ と送信」
    アクション:「 # 時: $ 予定」に当てはまる文章をlineに送信

→「lineに”21″時に”外食”と送信」というと「21時:外食予定」と送信される

投稿者プロフィール

sekiguchi
2016年2月入社の中途未経験おじさんです。
NY出張の際、スマートデバイスに目覚めたIT雑兵でもあります。
一通りのデバイスを購入した後に技適マークが無いことに気がついたと言う
悲劇のエピソードはいずれ語られるとか無いとか・・・

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2016年2月入社の中途未経験おじさんです。 NY出張の際、スマートデバイスに目覚めたIT雑兵でもあります。 一通りのデバイスを購入した後に技適マークが無いことに気がついたと言う 悲劇のエピソードはいずれ語られるとか無いとか・・・