【AWS re:Invent 2016】新サービス「AWS Snowmobile 」が発表!

はじめに

re:invent 2016 day2 keynote にて発表された新サービスをご紹介

AWS Snowmobileとは?

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サービスリリースの背景

皆さんはSnowballをご存知だろうか?HDDを送付する事でHDDのデータをAWSに移行する事が出来るサービスであり、AWSへの大容量データ移行の課題に対する1つの解決策でした。しかし、Exabyte-Scale Dataのような超大規模なデータ移行がかかえる問題が新たに出てきており、その解決策としてリリースされたのがSnowmobileとなります。

できる事

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見ての通り、コンテナです。100PBのデータ移行に対応できるコンテナトラックとなっております。

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例えば、Exabyte-Scale Dataをオンプレミスからネットワーク経由で10Gbpsの回線を使って移行しようとすると最大で26年もかかります。Snowmobileを使った場合、これが6ヶ月まで短縮させる事が可能となります。大規模なデータを自社DCで管理・維持するコストは非常に膨大であり、AWSへ移行するにしても容易ではなかったのですが、ここにきて現実的な解決策が選択肢に加わりました。

まとめ

実際のコンテナはワイルドだろう?と言いたくなるぐらい迫力がありました。AWSもサービスリリース当初はExabyteのようなデータ移行は考慮していなかったと話していましたが、Exabyteのデータは現代では普通な要求になっているようです。dockerをはじめとしたコンテナサービスが流行っている中で、こんなコンテナサービスが出るとは思わなかったのが正直なところで、会場も大盛り上がりでした。

おまけ

keynote後の展示場に早速コンテナトラックが止まっていて紹介されていました。中には消化器が入っています。

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