Alibaba Cloudの国内事例紹介

どうも、こんにちは。arisabaです。

最近、新聞を読んでいると、アリババやテンセント等中国のIT企業の記事をよく見ます。これは、流れが押し寄せて来ているぞ!!ということで、実はスカイアーチにはSkyarchCloudDalianという子会社が中国の大連にあって、中国案件も得意なんですよという事をPRする良い機会だと思い、先日、Alibaba Cloud Developers Meetup #1 -AliEaters爆誕!にて登壇させていただきました。

せっかくなので、「中国国内向けにWebページなどを公開する際の注意点」に触れつつ、「AlibabaCloudの国内事例」について書こうと思います。

今回、事例として紹介させていただくのは、株式会社エー・ティ・エー様(ALL TAKASHIMAYA AGENCY)の導入事例です。中国本土向けストアサイト「高島屋免税店SHILLA&ANA」を開設するにあたって、インフラにAlibabaCloudを採用し、運用を弊社にお任せいただいています。インタビューも公開されておりますので、よろしければご覧ください!

まずは、事例紹介の前に、中国本土向けにWEBサイト等を公開する際に注意すべきことを先に書いておこうと思います。

中国本土向けにWEBサイト等を公開する際に注意すべきこと3つ

①金盾(グレートファイアウォール)

中国出張や旅行に行ったら、facebookやLINEが見れなかったという話をよく耳にすると思います。中国の条例に反している内容でないか検閲が行われており、反していると判断されると接続規制や遮断をされてしまうので、注意する必要があります。

②中国国内外への通信速度が遅い問題

日米間など比べると日中間のアクセスは遅く、中国国内でもISPを跨ぐと速度は遅くなるということを意識する必要があります。

③ICPライセンス

中国でインターネットを経由してコンテンツを配信する場合、必ず登録する必要があります。現地法人がないと登録できないので、現地法人が無い場合はコチラ!大連にある子会社のSkyarchCloudDalianがお手伝いします!

主に上記3つをクリアにしていく必要があります。それでは、話をエー・ティ・エー様の導入事例に戻します!

「高島屋免税店SHILLA&ANA」について

現在AlibabaCloud上で稼働している中国本土向けストアサイト「高島屋免税店SHILLA&ANA」は、中国から日本へ旅行する予定がある方が事前に「どのブランドが免税店に入っているのか」「どの商品がどんな値段で購入できるのか」等、事前にお得な情報などを得ることができる免税店のストアサイトになります。せっかく海外に行くなら、免税店で化粧品を普段よりお得に買いたい・・・というのが女心ですよね♪

ちなみに、我々も利用が可能なようです!「成田空港または羽田空港から海外へのご出国がお決まりになったお客様が、TAX FREE商品の場合は出国空港にかかわらず海外へのご出国がお決まりになったお客様がご利用出来ます。お買い物の際には、出国されるご本人様のパスポートとご出国情報が確認できる航空券などをお持ちください。」※「高島屋免税店SHILLA&ANA」よくある質問より抜粋

これは、耳寄り情報ですね!!海外に行く予定だけど、あの空港の免税店には好きなブランドのお店が入ってないのよね・・・とか、立ち寄る時間がないのよね・・・というのは、免税店あるあるかと。ちょっと話が反れてしまったので戻します。

今回なぜ、AlibabaCloudを採用したのか

AWSにも中国リージョンがあるのに、なぜ今回AlibabaCloudを採用したのか気になるかと思いますので、説明させていただきます。

①充実したCDN

中国政府から承認を受けたAlibabaCloudのグローバルCDNを利用することで、先ほどの注意点の①②を解決!グレートファイアウォールの通過はもちろん、中国国内外のアクセススピードを確保することができます。AlibabaCloudでは、中国国内CDN、海外CDN、グローバルCDN(中国国内+海外)3種類を提供していて便利です!※何かとAWSと比較しがちですが、AWS北京リージョンでは、まだCDN(CloudFront)が未提供となっています。

②ICPライセンスの申請・管理が容易

AlibabaCloud上でICPライセンスの申請が可能になっており、ICP管理とサーバ管理を一箇所で実施できます。なかなか手間のかかるICPライセンス管理が少しでも楽になるのは有難いです。※ちなみに、AWSの場合だと現地の企業を間に挟む必要があります。

③日本⇔中国間の安定した通信

今回、AlibabaCloudの日本リージョンにサーバーを置き、中国リージョンのCDNを利用しました。インターネットVPNで中国とつなぐという方法もありますが、リージョン間で連携することで安定した通信が可能です。

現状AWSをメインにマネージドサービスを提供しておりますが、お客様が実現したいことに対して最適なインフラを選定し、ご提案できるのがスカイアーチ強味です。中国の案件などがございましたら、お気軽にご相談ください!SkyarchCloudDalianと連携して対応させていただきます。

最後に。AlibabaCloudに興味のある方は、AliEaters -Alibaba Cloud Developers Meetup-への参加をお勧めします!私が登壇した第1回はイベント情報公開2日ほどでキャンセル待ち状態になるほどの盛況ぶり。当日も大盛況でした。CommpassのAliEatersグループのフォローをしておくと次回勉強会の情報が流れてくるので便利ですよ!

第1回AliEatersのtogetterもできてます!

今回の教訓。スライドと話し手のテンションの差が激しすぎたこと。。根は明るいのですが、緊張すると借りてきた猫状態wスライドの説明をしていてだんだん自分で作ったスライドのテンションの高さについていけなくなっていました笑