はじめに
今更ながらにAmazonLinux2で環境構築をしてみたので簡単にまとめてみました。
今まではRH7とかAmazomLinuxの案件が多かったのですが、これからAmazonLinux2も増えていくのかと思います。
とりあえず、LAMPの構築までコマンドベースで書いていこうかと思います。
入れるM/W
- Apache2.4系・PHP7.3系
- MySQL5.7系
- Postfix3系
目次
概要
AmazonLinux2でLAMP環境のインストール
実行環境
AmazonLinux2
インストール方法
ソースは面倒くさいのでパッケージで入れていきます。
Apache
まずはApacheのインストール。コマンド一発で入りました。優しいですね。
1 | yum install httpd |
PHP
PHPをインストールしますが、7.3系はAmazonのリポジトリでは入りませんでした。
extraで入るリポジトリ(執筆当時)を書いておきます。
1 | amazon-linux-extras |
仕方がないのでリポジトリを入れていきます。今回はremiを使います。
epelがないとremiが入らないので、まずはepelをインストール。
上に書いてある通り、extraでepelがインストールできるようになっています。ずいぶんと便利になりました。
remiは残念ながらURL指定してのインストールです。
1 2 3 4 5 | amazon-linux-extras enable epel yum install epel-release yum install php73 --enablerepo=remi |
MySQL
MySQLをインストールします。
MySQL8系のリポジトリに5.7系のパッケージがありました。
ここからインストールしていきますが、そのままだと8系がインストールされてしまうので、
8系の無効化と5.7系の有効化を行ってからのインストールです。
1 2 3 4 | yum-config-manager --disable mysql80-community yum-config-manager --enable mysql57-community yum install mysql-community-server |
Postfix
Postfixをインストール。
1 | rpm -qa|grep postfix |
デフォルトでは2系が入っていましたので入れ替える必要があります。
リポジトリはgf-plusを利用。
ついでにメールコマンドも入れておきます。
1 2 3 4 5 6 | yum remove postfix.x86_64 yum install http://mirror.ghettoforge.org/distributions/gf/el/7/gf/x86_64/gf-release-7-10.gf.el7.noarch.rpm ↑[gf-plus]のenabled=1に変更 yum install postfix3 yum install mailx |
まとめ
やってみると案外楽に構築できました。Cent7系のコマンドや概念に慣れていれば運用も楽になるとは思います。
あとは各MWのEOLがどこまで伸びるかですね。
投稿者プロフィール
- そろそろGCPに手を出したい
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