過去の記事は下記となります。
Raspberry Piでパトランプを作成①
Raspberry Piでパトランプを作成②
Raspberry Piでパトランプを作成③
求める仕様
- アラートを音と光で伝えてくれる
- snmptrapを受信
- 安定稼働 <- 今回はこちら
- 自前のコンパネにて設定変更が可能
安定稼働のためにWatchDogTimer(番犬タイマ)を導入
WDTとは
システムのハングアップや異常状態を検知して
強制的にリブートを掛けてくれる仕組みです。
マイコン等では一般的に利用されていると思います。
Raspberry Piでは情報量があまり多くなかったので
あまり利用されていない印象を受けましたが
今回は監視用途にも活用したいため番犬君を仕込むことにしました。
Watchdogをkernel moduleに読み込む
有効なモジュールを確認
bcm2708_wdogモジュールを読み込み&確認
次回起動時にも有効とする
loadAverageの急上昇時にも強制再起動設定
software watchdog daemonをインストール
/etc/watchdog.conf 設定
上記をコメントアウト
テスト
直ぐに再起動が走るようになりました。
起動時に有効とする
ソース
作成したプログラム及び、Raspberry Piの配線図、Raspbianへ実施した設定は下記を参照下さい。
https://github.com/tktk19/Patlam-pi

投稿者プロフィール
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Japan AWS Ambassadors 2023, 2024
開発会社での ASP型WEBサービス企画 / 開発 / サーバ運用 を経て
2010年よりスカイアーチネットワークスに在籍しております
機械化/効率化/システム構築を軸に人に喜んで頂ける物作りが大好きです。
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