【メルマガ配信】AlibabaCloudを利用した日中間のネットワーク構築

はじめに

2020年9月17-18日に開催されたAlibaba Cloudの年次イベント
「Apsara Conference 2020」の日本語セッションに参加いたしました。

「Apsara Conference (杭州・雲栖大会)」とはAlibaba Cloudがアリババグループの本社がある
中国・杭州で毎年開催しているテクノロジーカンファレンスです。

昨年度は、私も実際に杭州で開催されたカンファレンスに参加させていただきましたが
コロナウイルスの影響もあり、今回はオンラインでの開催となっております。

そのなかでも、弊社子会社であるスカイアーチクラウド大連 総経理 譚による
Alibaba Cloudを利用した日中間ネットワーク構築のセッションについて
簡単にご紹介させていただきます。

セッション内容

中国でビジネス展開するにあたって、重要なのが中国のユーザーが
サーバにアクセスできるということです。

日本にあるサーバに対して、日本のユーザーがアクセスするのとは違い
中国のユーザーが日本や海外のサーバへアクセスするためには
グレートファイアーウォールなど、様々な問題を考慮する必要がございます。

「中国特有の現象」の影響を受けず、満足いくビジネス展開を進めていくためには
日中間で専用線を結んでいくことが必須になります。

そこで、今回そんな事象を解決するような
2つのAlibabaCloudのサービスをご紹介させていただきます。

Alibaba Cloud Global Accelerationについて

1つ目は「Alibaba Cloud Global Acceleration」というサービスになります。

https://jp.alibabacloud.com/product/global-acceleration

簡単にご説明させていただくと、Alibabaが提供する国際回線になります。
・中国から海外インターネット回線へのアクセス速度を確保したい
・中国から特定の海外サービスへのアクセス速度を上げたい
といったご要望に対応することが可能でございます。

他のリージョンに同スペックのサーバーを構築することなく
グローバルにビジネスを展開していきたいといったお客様に
ご利用いただくケースが多いです。

CEN(Cloud Enterprise Network)について

続いてご紹介させていただくのは「CEN(Cloud Enterprise Network)」というサービスです。
これはリージョンの異なるVPC間を簡単にプライベートネットワークで
つなぐことが可能になります。

https://jp.alibabacloud.com/product/cen

そのため、中国オフィスから日本の社内基盤にアクセスをしたいといった場合に
中国と日本の拠点をセキュアかつ高速な通信が可能になります。

まとめ

AlibabaCloudのサービスをご紹介させていただきましたが
中国でビジネス展開をするにあたっては、クラウドのプロダクトだけでなく
中国の法事情やセキュリティについても知っておく必要がございます。

弊社では、中国展開に必要なサービス提供だけでなく
中国ビジネス展開のコンサルティングサービスも提供しておりますので
もしよろしければ弊社HPよりお問い合わせください。

https://www.skyarch.net/