【会員制サイト/アプリケーション管理者必見!】クラウドに最適化されたデータベースとは!?

はじめに

皆さん、おはようございます!

スカイアーチ 入社3ヵ月目 新規バイク野郎担当こと、藤本です!

今回は、クラウドに最適化されたデータベースAmazon Auroraについてお話したいと思います!

目次

今回のテーマは、Amazon Auroraです!

Amazon Auroraとは

AWS Aurora(以下、Aurora)とは、AWSが提供するクラウド時代に

最適化させるべくゼロから再設計したクラウド向けのデータベース(以下、DB)です。

・クラウド向けに構築された、MySQLやPostgreSQLと互換性

・エンタープライズレベルの可用性

・OSSレベルのコストパフォーマンス

★最大の特徴

・3つのAvailability Zone(以下、AZ)にデータコピー(以下、クラスター)を各AZに2つ作成

合計6つのクラスタを保持(バックアップはS3にて実施)

99.99%の可用性が担保されています!

◆クラスタとは

複数のコンピューターを連携、ユーザーや他のコンピューターには1台のコンピューターにように見せかける技術です。

Amazon RDSとは何が違うの?

AWSのDBとして多く利用されているRDSと比較してみました!

・事前にストレージのプロビジョニングが不要

→10GBから64TBまでシームレスにスケール

・RDSの標準的なMySQLデータベースに比べて最大5倍のスループットを実現!

→PostgresSQLと比べても最大3倍速い!

・リードレプリカが存在する場合、約1分程度でフェイルオーバが可能

→RDSは3~4分程度

・リードレプリカのAZ間アクセスが可能

→耐障害性と読み込み性能拡張性をカバー、通常はリードレプリカとして障害発生時にはフェイルオーバ先として機能します。

・高い可用性

→万が一、データベースクラッシュが起きても、キャッシュとログをAuroraから分離ができる設計なので、 Aurora再起動時にもキャッシュは残 ったままで利用が可能です。レイテンシーも10~20ミリ秒程度と、RDSの数秒に比べると非常に低く抑えられています。

Auroraの利用料金 ※オンデマンドの場合

MySQLより5倍も性能が良い!ってことは料金も5倍・・・?笑

気になったので、RDSと料金比較をしてみました!

Auroraの料金体系は、時間単位でインスタンスに対する料金が課金されていく従量課金制です。

◆インスタンスタイプの料金比較

▼インスタンスタイプ   ▼Aurora       ▼MySQL(RDS)

db.r3.large        $0.35         $0.57

※Auroraでは大きな処理をするワークロードに向きのメモリ最適化インスタンスがdb.r3.large以上からとなります。

◆データ使用料の料金比較(インスタンス料金を除く)

■Aurora :$0.350×24時間×30日=$252≒\31,500

■MySQL(RDS):$0.285×24時間×30日=$205.2≒¥25,650

※$1=¥125で計算しております。

性能が5倍でも極端に高額ではないんです…笑

Auroraのユースケース

・急激なAPIアクセスが見込まれるサイトやアプリケーション(以下、AP)

→秒間250アクセスを超えるAPIアクセスに対しても安定稼働した実績

・会員数の増加が見込まれるサイトやAP

・データベースの容量超過でアラートが頻発しているサイトやAP

まとめ

今回はAmazon Auroraについて簡単にまとめました!

投稿者プロフィール

as2gsky-sales
as2gsky-sales
営業部隊でありながらも、AWS、クラウドの知見に優れたメンバーで組織されたスカイアーチ・アカウントセールスグループ。
これまでも多くのお客様をサポートし、ビジネスの成長に携わってきた実績を持っています。
AWS有資格者も含めるチーム体制で、お客様の相談を聞かせて頂き、問題解消へと導きます!

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