【AWS GameDay】参加しようよ!GameDay!

輝かしいトロフィー

はじめに

この記事でお伝えしたいことは「みんな!もっと気軽に GameDay へ参加しようよ!」という熱い気持ち、それのみです。

「興味はあるけどちょっとハードル高いな…」「そもそもなにしてるかわからないし…」「技術力がないと無理なんじゃないの…?」などなど、不安を抱きしめて参加をためらっている画面の前の方に向けて、今年はじめて GameDay へ参加した私がその魅力と体験をお伝えし、すこしでも背中を押すことができたらいいなと思っています。

GameDay とは

一言でまとめると AWS が開催しているチーム参加型のイベントです。

具体的には AWS の各種サービスを実際に使いながら、用意されたシナリオを解決していくハンズオン形式のコンテストになっています。
参加者は全員、ユニコーンレンタルという企業の新入社員になりきって、与えられた課題にチームで協力しながら取り組み、制限時間内のクリアを目指します。
GameDay のアイコンにユニコーンがいたり、景品でときどきユニコーンのグッズをもらえたりするのは、こちらの会社名が所以です。たぶんおそらく……。

シナリオの内容はイベントごとに毎回異なり、前任者が残していったシステムが正常に動かない!というトラブルや、もうすこし処理速度を上げたいんだけどどうしたらいいかわからない…というような、多種多様の課題が用意されています。

GameDay という名前の通り、ゲーム感覚で AWS の知識やスキルを深められる、とても楽しいイベントです。

https://aws.amazon.com/jp/gameday/

GameDay に参加するメリット

ここからは「じゃあ実際参加したらどんな風にお徳なの?」というお話をさせていただければと思います。

その1:経験が身につく

問題に直面したとき、即座に対応できる力が欲しい!力をつけるためにトラブルシューティングがしたい!と思っても、トラブルとは起きてほしい時には起こらないものです。起きてほしくないときに起こることは多々ありますが…。

そんな中、業務ではあまり触らないサービス、あまり起こらないトラブル、あまり対面しない課題……それらを含んだ「本番さながらの環境で、ただし本番ほどの緊張感はなく、仲間とわいわいトラブルシューティングを体験できる」というのは、GameDay ならではの非常に価値のある経験になると思います。

ぜひ GameDay に参加して、座学だけではなかなか得られない力を身につけましょう。

その2:仲良くなれる

個人で参加した場合は初対面の人同士でチームを組むことも多く、加えて「解決をするべきシナリオ」という共通話題が最初から用意されているので「挨拶はさておき、トラブルシューティングだ!」という感じで、自然と会話が生まれます。
会社としてチームで参加した場合でも、普段業務で関わりの少ないメンバーと協力したり、お話できる良い機会になっています。
課題を解決するために役割分担をしたり、得意分野を活かしたりする中で、気づけば全員今までにない熱い一体感を胸に抱きながら打ち解けていることでしょう。

ぜひ GameDay に参加して、人脈の幅を広げてみてください。

その3:実務で使える知識が身につく

GameDay は内容の詳細な共有が禁止されているため、具体的にこれ!というものが書けないのですが、イベントの中で出てくる課題は、どれも実際の運用や構築に近い内容ばかりです。
シナリオに取り組むうち「この設定はうちの案件でも使えるな…」「この機能ってよくわかってなかったけど、こういう風に使えばいいんだ!」など、ひらめきをもらえることもしばしばです。

ぜひ GameDay に参加して、自環境の改善案や新たなアーキテクチャ生成のヒントを得ましょう。

その4:トレンドがわかる

GameDay で用意されているシナリオは最新の AWS サービスや機能など、今後推していきたい分野を積極的に取り入れていると感じます。
そのため課題に取り組みながらも「最近はこういう構成が主流なんだ」「このサービス意外と便利だな」「へえ、これってこういう風に使えるんだ」といった発見が多数あります。
新しいサービスが出た!即環境に反映して触るぞ!というのはなかなか難しい動きかもしれませんが、GameDay に参加することで、そういった活動を疑似的に経験することができます。

ぜひ GameDay に参加して、業界が推している熱い技術に触れましょう。

その5:たのしい!!!

いろいろと書いてみましたが、なにより GameDay はすごく楽しい!です。
困難な課題を無事に解決できたとき、ポイントが加算されたとき、上位に入賞できたとき、それぞれで参加してよかったなあというやりがいと達成感を得ることができます。
まさに「ゲームを遊びながら学ぶことができる」イベントです。

余談ですが、イベントによっては上位チームに景品が用意されている回もあります。私は過去に以下のようなものをいただきました。

  • 優勝トロフィー(この記事のアイキャッチになっているものです)
  • AWS ロゴ付きパーカー
  • ロゴ付きノート
  • ロゴ付きラーメンどんぶり
  • ロゴ付きトートバッグ
  • GameDay ステッカー
  • 技術書
  • たくさんのおかし

ぜひ GameDay に参加して、身の周りを AWSグッズまみれにしましょう。

でも……

やっぱり……初参加は不安……ですよね。
ここからは、私が参加する前に感じていた不安と、実際杞憂におわった点を紹介します。

技術力が足りない

そんなことはないの一言です。
GameDay に技術力は必要ありません。むしろ「AWSは初心者だから何をすればよいのか…」と考えている方こそ参加をおすすめしたいイベントです。
チーム戦なので、お互いの得意分野を活かし合えますし、AWS のサポートスタッフさんが常に会場へいてくださるので、手詰まりになったらヒントをもらうこともできます。
むしろ参加をすることで技術力がより高まるのではないかと思います。

なんだか怖い

AWS の公式イベントというと堅そう…だったり所謂ガチ勢しかいないんじゃないかな…というイメージがあるかと思いますが、GameDay は全然違います!
司会の方が盛り上げてくださったり、おかしやコーヒーのいただきながらすこし雑談をしたりと、終始にぎやかです。
怖いことは何も起こりません。

参加方法

つらつらと書き連ねてきましたが、少しでも「じゃあ参加してみようかな!」と思っていただけたでしょうか。
最後に、実際にイベントへ参加するための具体的な方法をご紹介します。

APN企業主催のイベント

AWS パートナーネットワーク(APN)企業に所属している場合、社員へ向けたクローズドな GameDay が開催されていることがあります。
シナリオの内容も、その会社の特色に沿ったものが多い印象です。
まずは社内のコミュニティやイベント関連業務を担当している方に確認してみましょう。参加方法を伝授してくださるはずです!

AWS公式イベント

AWS が主催する大型イベント(AWS Summit や AWS re:Invent)でも GameDay が開催されています。公式サイトで事前登録をするのが一般的ですが、枠が埋まってしまった場合には、当日のキャンセル枠を狙って会場の列に並ぶことで、参加できる可能性があります。

AWS Summit の GameDay は毎年大人気で予定枠が一瞬で埋まってしまうので、絶対に枠をゲットするぞという強い気持ちが必要です。

まとめ

最後まで目を通していただきありがとうございました。
みんな!もっと気軽に GameDay へ参加しようよ!」という熱い気持ち、すこしでも伝わっていたら幸いです。

GameDay は「AWS の知識を楽しく身に着けたい」や「チームで何かを成し遂げたい」など、そんな気持ちを抱いている方にぴったりのイベントです。
次回の GameDay で皆さんにユニコーンレンタルの社員としてお会いできることを楽しみにしております。

投稿者プロフィール

omi
AWS の諸々について、初学者目線から書いていけたらいいなと思っています!