Sky Hopperの構成について

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Sky HopperもVer.1が出せたということで、開発日誌的な記事を書いてみたいと思います。

構成について

時々構成についてお問い合わせを頂くのですが現状はおススメとしては下記の構成となっています。
Skyhopper-topology
AWSのインスタンスが3つですね。

このような構成になっている理由としては環境の構築を簡単にするという意味もあります。
(負荷のピークや求められる稼働率が異なるという側面もありますが)

実のところ稼働してしまえばZabbixもChefServerもSky HopperからのAPIを用いた操作になりますのでHTTP(S)やSSHが動作すれば問題ありません。
しかし、それぞれを協調して動作するように構築するところを簡単にしてしまいたいという理由で現在はSky HopperのインストーラでZabbixもChefServerも建てるようにしています。
インストーラでは下記の内容を実施しています。

  1. Sky HopperにバンドルしてあるCloudFormationのテンプレートを用いてZabbix/ChefServerの2つのサーバを建てます
  2. ChefServerとなるサーバでChef社の提供するOmnibusInstallerスクリプトを実行し構築
  3. ChefServerで生成される鍵をSky Hopperへ転送

その後通常のSky Hopperのインタフェースを用いてZabbixサーバを構築する流れになるのですが、この際も自身で建てたサーバであるために対象のサーバのIPアドレスもSSHの鍵も既にシステムで認識済みとなるためにスムーズに構築が行えるのです。

上記作業は書いてしまえばそれほど大きな作業でもないのですが意外に面倒な作業なのですよね・・・

特に開発中は何回も構築することになりますのでしんどいのです・・・
同じ作業を3度繰り返すと自動を試みたほうがよいという感想をもっていたりします

と、ここまで書いてヲチのような事を書きますが、Sky Hopper自体は社内サーバで開発をしていたりする開発メンバもいます。
ただの個人個人の開発スタイルとも言えますが、AWSへAPIキーやSSH鍵ペアを置きたくないといった気分や要件がありましたらご検討ください。

投稿者プロフィール

えんじにあん
インフラ系のエンジニアです。
運用系のスクリプトを書いたり、オートメーションな世界に向かって日々精進しています。

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