PHP5.3系にxdebugをインストールする際のあれこれ

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こんにちは、松野です。
今回はPHP5.3系にxdebugをインストールしようとする際の注意点について書きます。
以下、環境はCentOSの6系です。

通常、xdebugモジュールを追加する際にはpeclコマンドで簡単に行えます。
が、PHP5.3系でインストールしようとすると、下記のとおりエラーになりました。

PHP5.4系以上が必要であるエラーが出力され、xdebugのインストールは行えません。
調べたところxdebug2.3.0からPHP5.3系をサポートしなくなったようです。

http://xdebug.org/ より引用

なので、PHP5.3系で利用できるxdebug2.7.7をインストールします。

エラーなく完了しました。
次にPHPでモジュールを読み込むよう設定ファイルを作成します。
設定ファイルの書き方やsoファイルのパスは、環境や運用ポリシーによって変わってくると思うので適した内容を記載してください。
また、注意点としてzend_extensionは絶対パスでsoファイルのパスを記載しないとエラーになります。

ここまでで設定は完了です。
PHPがxdebugモジュールを読み込んでいるか確認します。

読み込んでいることが確認できたら、Apacheを再起動して反映します。

以上でPHP5.3系へのxdebugインストールは完了です。
何かのご参考になれば。

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matsuno
基本を大事にしていきたいサーバーエンジニアです。