SoftEtherVPNをテザリング経由で接続する場合の注意点

はじめに

開発部 辻です。
SoftEtherVPNがテザリング経由で繋がりにくい事があったのですが、無事解決したのでメモ書き的な投稿です。

目次

概要

SoftEtherVPN (以下VPN)には様々な通信の最適化オプションが利用できます。
しかし、モバイルネットワーク経由だとその最適化が逆効果になることがあるようです。

問題

VPNをテザリング経由で使用してこのブログを閲覧しようとした場合

50秒以上経ってもロードが完了しません…
他のページも試したのですが、ほぼ全て真っ白で内容が見れない状態…
※はじめはブログ側の障害かと思いました

解決策

VPNを切断したら普通に見れたので、VPNの設定が原因と考え見直してみました。
VPNのオプション画面右下に「高度な通信設定」というボタンがあるのでクリックします。

この画面では様々な通信の最適化を設定できるのですが、今回は「UDP高速化機能を無効にする」にチェックを入れます。

逆に高速で安定している回線の場合はTCPコネクション数などを上げることで通信速度を向上させることなどもできます。

設定が終わったらVPNを一度切断し再度接続します。
先ほどと同じページに接続した見た結果

30秒ほどでコンテンツが表示されるようになりました。

結論

テザリングなど通信の品質があまり良くない場合は「UDP高速化機能を無効にする」機能を使用してTCPのみで通信したほうが安定するようです。


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