AWS導入支援・クラウド運用代行 スカイアーチネットワークス

株式会社スバルITクリエーションズ様 導入事例

導入事例

スカイアーチの人事担当者や営業担当の方も、実際にそのAWSトレーニングでAWS認定を受けたとお聞きして、とても驚き、自社でも成功できるイメージがわきました。

  • 左から、サービスマネジメント部 主幹 兼 企画管理部 次長 兼 調達管理課 課長 里岡浩様 / ビジネスソリューション部 システムサポート1課 宮本一哉様 / 常務取締役 ビジネスソリューション部 部長 築地弘行様 / 株式会社スカイアーチネットワークス 井出 薪之介(担当講師) / 株式会社スカイアーチHRソリューションズ 加藤 亮介 / 株式会社スカイアーチネットワークス 上条 亮太

株式会社スバルITクリエーションズ(以下、SIC)は、SUBARUグループで唯一のIT専門企業です。グループのIT基盤を支える企業として、日々システム開発・保守・運用を行っています。SICが支える業務分野は製品の企画・設計からマーケティングなど多岐にわたります。
今回の導入事例に至るには、SICの技術的成長を追求する思いがありました。IT技術の進歩、DX推進や社員のリスキリングといった世の中のトレンドがある中で、自社とグループにとって求められる技術を見極め、必要なスキル選定とプロジェクトを構想した築地常務取締役、人事制度設計とプロジェクトの計画を企画した里岡氏に経緯と狙いを、実際にAWSの研修を受けた宮本さんに感想をそれぞれ伺いました。

  • 株式会社スバルITクリエーションズ
  • 所在地:〒331-0812 埼玉県さいたま市北区宮原町 1-854-1 大宮スバルビル
  • 設立:1993年4月
  • 代表者:代表取締役社長 尾山望
  • 事業内容:ITシステムの企画・提案および開発、保守、運用
  • URL:https://www.subaru-it-creations.co.jp/
  • 事例公開 2023年1月27日
  • 新型コロナウイルス感染対策を十分に行った上で撮影、インタビューを実施しました。

導入ポイント

  • AWSに特化した、高い専門性があると感じた
  • 変化スピードの速いクラウド業界なので、専門家のナレッジを活用したかった
  • お任せできる実績があり、安心感があった

事業概要

SICの提供するサービスについて教えてください。

築地:SICはSUBARUの、グループ唯一のIT子会社です。外販はしておらず、親会社の業務を受託して開発・運営をしています。

URL:https://www.subaru-it-creations.co.jp/

導入経緯、導入前の課題

今回AWSの研修サービスを受けていただきましたが、そもそもどういった経緯で研修サービスの発注に思い至ったのでしょうか。

築地:経緯をお話するには少し話を遡ってお話する必要があります。
私たちの親会社SUBARUはメーカーですが、SICはIT企業です。グループといえども業務が異なるため、以前の人事制度はIT企業としては少し合わない部分もあり、数年前に里岡が主導して人事制度の改訂を行いました。その際に資格取得補助制度なども新設し、エンジニアによりフィットする人材ガイドラインを作っていました。
その頃から段々と世の中でもDX、IT人材不足が叫ばれるようになりました。最近ではリスキリングもトレンドですよね。特にIT人材不足は私たちも痛感していたので、数年前に作った人材育成ガイドラインに+αの教育が必要だと考えたのが、今回の研修を受ける大きな背景としてありました。
ちょうどタイミングを同じくして、2024年にSICは、株式会社SUBARUに吸収合併が決まりました。今後はより一層、グループ全体のIT技術の中核を担うことを求められるでしょう。その準備もかねて、習得したいスキルをいくつか特定し、新たな育成計画を策定しました。その中の一つがクラウド領域で、AWSだったのです。

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育成計画の見直しをされていたということですが、現状ではどのような課題感をお持ちだったのでしょうか。

里岡:以前私が主導して作った人事制度はITSS(※)をベースとしたスキルセットを想定し、設計していました。しかしITSSはベーシックな知識と知識実装をモデルとしています。クラウドやAIなど新技術が活用されている今、従来のモデルでは組織設計もカバーしきれないと限界を感じていました。

※参考 ITスキル標準/ITSSについて、https://www.ipa.go.jp/jinzai/itss/

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具体的にどのような育成計画を立てられていたのでしょうか。

築地:新たな育成計画を立て、求められるスキルセットを設計をし、人事制度に紐づけるところまで進めてはみたのですが・・・やはり高度IT人材を輩出するハードルの高さを改めて感じました。短期的には良くても、中長期的に機能しなければなりません。すでにスキルのある社員を育てても後が続かなければ人材不足の課題はそのままです。そのため、途中で軌道修正をし、まずジュニア~中堅層の社員に対する教育から着手することにしました。

里岡:変化スピードが速く定義づけさえ難しい新技術系も、新たな育成計画のスキルセットの中に盛り込まれました。しかしそれらを自社内だけで習得していくのが難しいのは明白でした。そのため、新技術は分野に特化した企業、特に新技術を日々自分たちでも使いリアルを知っている企業から学びたいと考えていました。

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AWSを選んだ理由

クラウド技術の中でもAWSを選んだ理由についてお聞かせください。

築地:オンプレミス環境での開発が基本ではありますが、グループの中でも一部ではクラウドが活用されています。マルチクラウドではありますが、調べてみた中では、企業向け研修サービスが比較的多く存在していたのがAWSということもあり、AWSから始めることとしました。

スカイアーチのAWSトレーニングを選んだ理由

スカイアーチのサービスをお選びいただいた理由ついて教えてください

築地:スカイアーチ社自身が同じAWSトレーニングを実践し、AWS有資格者を高い合格率で輩出している実績が最も大きな理由です。スカイアーチの人事担当者や営業担当の方も、実際にそのAWSトレーニングでAWS認定を受けたとお聞きして、とても驚き、自社でも成功できるイメージがわきました。また、スカイアーチがAWS公式認定トレーニングパートナーであることも安心感があります。

研修中の体験談

ここからは実際に研修を受け、SICでは最高得点で合格された宮本さんにお話を伺います。研修期間中は業務と並行して受講していただきましたが、どのように1日のスケジュールを組んで過ごされましたか。

宮本:研修期間中は午前中に業務、午後から研修というスケジュールでした。午前中に終わらなかった仕事は研修後に少しだけ対応して、残りは翌日に回すという感じでした。
業務に支障が出ないよう、受講者の中で期間をずらしながら日程が設定されていましたが、まさに私のチームの中に別の期間で受講するメンバーがいたので、仕事を分担しながら研修に取り組んでいました。日程が分かっていたのでお互い様ということで、助け合いながら業務を進めていました。研修はオンラインで研修会場との往復の移動時間がなかったので、時間を効率的に使えました。

SICでは様々な研修が用意されていると伺っています。今回の研修との違いは感じましたか?

宮本:一般的な研修は一般論、概論を中心とした内容でした。しかし今回の研修はAWSに特化しており、ケーススタディが多く、ベストプラクティスがあるので、勉強しやすかったです。また、ハンズオンのパートもありました。そこではテキストの文章だけでは掴みきれないノウハウが出てきます。インプットばかりで受動的なスタイルの研修ではなく、アウトプット重視の研修でした。資格取得のための勉強ではなく、実践で使える知識が身につけられると思いました。受講してみて講師の方の「合格させる」熱意を感じました。

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導入効果、今後ご期待いただくこと

研修への反応はいかがでしたか。

築地:当初の想定人数より、倍の申し込み数があって驚きました。

ちなみに宮本さんはどのような理由で申し込みされたのでしょうか。

宮本:グループ内でも一部でクラウド導入が進み、既存システムとの連携で、AWSに触れる機会が増えていました。そのような中で、基本的な知識を身につけ、スムーズな連携を図りたかったのです。

今後日々の業務で今回の知識を活用する機会はありそうでしょうか。また、そのような期待はありますか。

宮本:今回受けた資格以外にも、関連する領域も勉強していって、幅を広げていきたいと思っています。有効期間が3年なので、資格をとればその分大変かもしれませんが(笑)。

里岡:来年度以降、プロジェクトが立ち上がった際に活躍してもらえるのを期待しています。

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導入した主なサービス

AWSトレーニング

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最終更新日

2024.09.06

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