【AWS re:Invent 2016】STG202 – Deep Dive on Amazon Elastic File System

こんにちは。kobataです。
re:Invent 2016で「Deep Dive on Amazon Elastic File System」のセッションを聞いてきましたので、まとめてみました。

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EFSとは

EFSの特徴は以下の4つです。
– シンプル
– 伸縮自在
– 拡張可能
– 高可用性

シンプル
フルマネージドサービスなので、細かい設定は不要。
既存のツール(NFSv4.1)を使って構築する事ができます。

伸縮自在性
ユーザがファイルの追加/削除をすれば、ファイルシステムの自動的に増減します。
ストレージキャパシティのプロビジョンは不要。

拡張可能
ファイルシステムはペタバイトまで拡張することが可能。
ファイルシステムの拡張に従ってスループットが自動的に拡大します。

高可用性
ファイルシステム上のオブジェクトは、リージョン内の複数のAZに分散して格納されます。

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新しい機能のリリース

セッションの中では、パフォーマンステストの話があったり、実際の利用例をWordpressを例に構成の説明やデモなどをしていましたが、新しい機能についてもリリースされましたので、そちらについてフォーカスしたいと思います。

① データを暗号化できるようになります!
KMSと統合し、コンプライアンス順守に従った暗号化をすることができます。
追加コストはありません。

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② 簡単にマウントができるようになります!

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③ ローカルマウントターゲットIPに紐づけられるDNS名が新しくなります!
[AZ].[fs-id].efs.[region].amazonaws.comが
[fs-id].efs.[region].amazonaws.com に変更されます。※最初の[AZ].が消えます。
また、ローカルAZのマウントターゲットを指定する時にDNS名が自動的に名前解決されます。

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④ DirectConnect経由でEFSにアクセスできるようになります。

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さいごに

EFSはまだ日本では提供されていないサービスですが、早く提供されるようになってほしいです。
NFSなどの共有ストレージがネックでクラウドへの移行をしてこなかった方にオススメ。
また、今後続々と新しい機能も追加されていくと思います。

明日が最終日ですが、最後までたくさんのことを吸収できるように頑張りますっ!

投稿者プロフィール

kobata
オンプレからクラウドまで幅広く見てるサーバエンジニアです。
得意分野は、AWSと監視ツール!開発は勉強中です!!

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