今回のKeyNoteで発表された「Rekognition Video」についてです。
Amazon Rekognition Video って何?
これまでのAmazon Rekognitionは画像分析のサービスでしたが、Video=動画も分析可能になりました!
そもそも画像分析のサービスも触ったことがないので、分析って何するんだ?というのが正直なところですが、試しにデモを実行してみました。
デモ利用方法
AWSマネジメントコンソールからAmazon Rekognitionのページに遷移します。表示が日本語だと、今回追加されたVideoが見れない為 英語に設定します。
![](https://www.skyarch.net/blog/wp-content/uploads/2017/11/00_Japanese-English-996x1024.png)
表示言語を英語に設定したら[Video Demos]の下、[Video analysis]をクリックします。すると、デモ用に用意されたサンプル動画(sample_video.mp4)の解析が自動で開始されます。
![](https://www.skyarch.net/blog/wp-content/uploads/2017/11/70290a8cd9a26f7dec8de665306ee99c-1024x492.png)
解析が終わりました!
![](https://www.skyarch.net/blog/wp-content/uploads/2017/11/9a333d69de3a0abdeab0173b532d5bf1-1024x498.png)
デモ利用結果を見てみる
まずはPeople。この動画には2人の人物が登場するようです。
![](https://www.skyarch.net/blog/wp-content/uploads/2017/11/94d64c015fe5b4b84efdbde95863b5d6-1024x554.png)
次にCelebrities=有名人。それぞれ人物の名前が分かります。
![](https://www.skyarch.net/blog/wp-content/uploads/2017/11/c2d6d2afa07be409ffcfad7683473467-1024x566.png)
最後にObjects and Activities=物、活動内容。
![](https://www.skyarch.net/blog/wp-content/uploads/2017/11/dd45756b348a7154cd2a1216cb9c7d2d-1024x553.png)
人(Human,People,Person)、聴衆(Audience)、群集(Crowd)、スピーチ(Speech)、家具(Furniture)、ひげ(Beard)、椅子(Chair)…と、動画に登場する要素がリストアップされています。
まとめ
このように、動画を分析し要素をリストアップできるサービスとなります。AWSブログにもある通り「ディープラーニングベースのビデオ認識」ということですね。
この機能によって何が出来るのか、という点もAWSブログに具体例が述べられています。
この機能は、動画の中に男性が写っている、車がある、木があるというのを識別するだけではなく、ビデオの男性が車に向かって走っているという推論を行います。
今回サービスを利用してみて、このような分野、このような世界もどんどん進歩しているのだなと改めて感じました…。
投稿者プロフィール
- 2015年8月入社。弊社はインフラ屋ですが、アプリも作ってみたいです。