やってみよう Amazon connect [13] 電話を受けてみる

前回までで、基本的なコールセンター機能の作成が終わりました。今回はいよいよ電話を受けてみたいと思います。

前回、作成したユーザー名とパスワード、そして最初に取得した URL を伝えます。この例では

ユーザー名 : anpan
パスワード : 登録したバスワード
URL : https://oisiipan.awsapps.com/connect/home

となります。

ブラウザで、URLを入力するとログイン画面になります。

ユーザー名とパスワードを入力してサインインボタンをクリックします。先ほどと同じようにダッシュボードが表示されますが、権限の少ない分左に表示されるメニューが少ないことが分かります。

画面右上にある受話器のアイコンをクリックします。

新しいwindow がポップアップします。このウィンドウで電話の操作をします。

まずはステータスを変更して電話を受けられるようにしましょう。ウィンドウの上のステータスの変更をクリックします。

ステータス画面が表示されるので Available をクリックします。

表示のステータスが Available になりました。これで電話が受けらるはずです。

電話をかけてみます。選択肢で1番を押すと無事着信しました。

これで通話を受信ボタンをクリックすることで通話ができます。マイクとスピーカやヘッドセットなどは別途用意する必要があります。

ブラウザからマイクとスピーカへのアクセスの許可を求められる場合がありますが、忘れずに許可を出してください。

実際に通話するためには、ファイやウォールの設定で UDP 3478番ポートで通信できる必要があります。もしグローバルにオープンすることに不安がある場合は、AWS のIP アドレスレンジは公開されています [1] ので、それを利用してファイアウォールの設定をする必要があります。

[1] AWS IP Address Ranges
シリーズ やってみよう Amazon connect

やってみよう Amazon connect [1] Amazon Connect とは
やってみよう Amazon connect [2] インスタンスの作成
やってみよう Amazon connect [3] 電話番号の取得
やってみよう Amazon connect [4] 営業時間の設定
やってみよう Amazon connect [5] キューの設定
やってみよう Amazon connect [6] プロンプトの作成
やってみよう Amazon connect [7] コンタクトフローの作成 – 最初のコンタクトフロー
やってみよう Amazon connect [8] コンタクトフローの作成 – ユーザーの入力を受け付ける
やってみよう Amazon connect [9] コンタクトキューフローの作成
やってみよう Amazon connect [10] 再びコンタクトフロー – コンタクトキューフローの登録と、キューの設定および転送
やってみよう Amazon connect [11] ルーティングプロファイルを登録する
やってみよう Amazon connect [12] ユーザを登録する
やってみよう Amazon connect [13] 電話を受けてみる

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