スカイアーチネットワークスのISO活動内容をご紹介(教育編) 

はじめに

スカイアーチネットワークス(以下、当社)は、ISO運営委員会という組織を設け、ISO活動に取り組んでいます。以下に、当社の主な活動や取り組みについて説明します。

 

会議の様子

こんなことやってます(教育編)

①ISOマインドを根付かせる

当社では、全従業員(社員・委託・派遣・アルバイトを含む)に対し入社時にISOに関する研修を行っています。

研修では、ISOの規格についての基礎知識や、同社がどのように遵守しているかについて学びます。

これにより、社員が早期にISOに関するマインドを身につけ、同社の取り組みについて理解が深まる下地づくりが出来ると考えています。

当社では、ISOに関する理解度チェックテストを年4回行っています。

これは、社員がISOの規格や同社の取り組みについて常に最新の知識を持ち続けることができるよう、定期的な学習機会を提供することを目的としています。

ISOの最新動向や改訂された規格についての情報共有や、社内の運用プロセスについて出題し、実業務に即したテストを行っています。

また、学習理解を深めるために、情報インプット、テスト、フィードバックを基本STEPとする教育を推進しています。

当社は、シークレットショッパーテスト(覆面テスト)を行っています。

これは、当社担当者が悪意を持ったメールを偽装して全社員に送信し、どのような対応をするかということをテストするものです。

社員が日常業務においてISO(特にセキュリティ)にたいしてどれだけ理解しているか図ることが出来ると同時に、作成担当者の想定を超える対応をとる社員など今後の改善に役立つデータも取れるところがとても興味深いです。

以上、当社がISOマインドを根付かせるために全社的に取り組む内容となります。

 

②改善活動

「①ISOマインドを根付かせる」でご紹介した活動ですが、もちろんずっと同じことをしているわけではありません。

ISO活動を推進している中で、良かったこともあれば悪かったこともあります。特に悪かったことは課題としてとらえ、より良くするための改善活動に役立てています。

【2022年の課題】

社員の声:

「情報のインプットについて、勉強用資料を各自で読んでおいてと丸投げなので、結局読まずにテストを回答していた。」

【2023年で改善】

社員の声をもとに勉強会形式に変更

全社員が集まる朝礼で、セキュリティ、サービスマネジメントの基礎、社内の運用プロセスなどを勉強会形式で発信する形に変更しました。

 

改善効果が表れるのはまだ先ですが、このような改善活動を進めています。

最後に

ISOは大変、面倒という声をよく聞きます。

だた、準拠することで得るメリットもかなりあります。

効率化によるコスト削減、プロセス標準化による生産性向上、顧客満足度向上など上げたらきりがありません。

ISOを担当されている方に少しでもご参考になれば幸いです。

 

投稿者プロフィール

mogi
2019年に入社
ISO活動を推進してます。社内にISOマインドを浸透させる方法を模索中