AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル(SAP)認定取得者へのヒアリング結果

この記事は公開されてから半年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

こんにちは。スカイアーチグループ教育研修担当です。
今日もAWS認定についての話題です。

AWSの認定には下記のように種類があり、大きく分けて、4つにわかれます。

日頃は、初級・中級クラスについて触れることが多いですが、今回は趣向を変えて、上級のプロフェッショナルクラスの認定のなかから、ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル(SAP)について、当社の認定保持者からヒアリングした内容をお伝えします。
みなさまの学習の参考になれば、幸いです。

AWSの認定資格(クラス別にわけてみました)

【初級】
クラウドプラクティショナー

【中級】
・各種アソシエイトクラスの認定
ソリューションアーキテクト・デベロッパー・SysOps)

【上級】
・プロフェッショナルクラスの認定2種
(ソリューションアーキテクト・DevOps エンジニア)

・専門知識の認定5種
(セキュリティ・データベース・機械学習・高度のネットワーキング・データアナリティクス)

SAP認定保持者からのヒアリング内容(アジェンダ)

・概要/プロフィール
・学習方法
・学習期間
・過去と現在の学習範囲の違い
・所感

概要/プロフィール

2011年ごろから業務でAWSを利用開始。
はじめはゲーム会社様へ出向時に利用、その後2013年ごろからはスカイアーチネットワークスでもAWSに関するマネージドサービスを開始。

2013年にソリューションアーキテクト-アソシエイト(SAA)を取得。
2015年にソリューションアーキテクト-プロフェッショナル(SAP)を取得。
2018年にSAP更新。
2021年、2回目のSAP更新。

学習方法

2015年時は座学と検証を実施。
2018年からは座学のみ。
座学の内容
① 問題集を解く 400~500問
② ホワイトペーパー、QA、事例紹介HP (海外サイト含む) を読み込む

学習期間

2021年3月~5月末 約3か月間

過去と現在の学習範囲の違い

以前はCloudFormationやセキュリティ、DXに関する学習をすることが多かったが、現在は、AWSサービスの広がりによってディザスタリカバリー、コンテナ、サーバレス、Organizationsなど多岐に渡って勉強する必要がある。
ビッグデータやリアルタイム分析についても以前はEMR、Redshift、Kinesisに関することを中心に学習を進めたが、今回はAthenaやKinesis DataStream,Firehoseの使い分けElasticsearch、QuickSightなど学習範囲が広がっている。

所感

以前からそうだが、国内のウェブサイトでは紹介されていない事例、構成もあり、理解したうえで認定を取得するには海外サイトも読み込んだ方がいい。
模擬問題は、書籍やWebサイトのものを参考にした。このような問題集に取り組むだけでもかなりの知識定着につながる。
AWSの認定は、問題が更新されることで自分自身の知識もアップデートされるので、良い学習の機会になる。

ヒアリングをおえて(教育研修担当より)

AWSのサービスは進歩のスピードがとても速く、いわゆる資格学習にありがちな「問題集をひたすら解くだけ」といった、学習方法だけで追いつくことは難しく、普段から手を動かしたり、国内外のユースケースに触れておくことが認定取得・更新のポイントなのだと感じました。
(上級の認定資格は特に)

お勧めのITエンジニア向け認定資格

AWS認定資格
Azure認定資格
IT国家資格
ITベンダー資格
セールスフォース認定資格
セキュリティ資格

ABOUTこの記事をかいた人

社内研修およびトレーニングビジネス担当です。主に教育・研修・資格取得などについてお伝えします。