AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト(SAA)の学習のアウトプット~EC2についての補足~

こんにちは。

今回は、以前投稿した「EC2について」の内容の補足として、EC2購入時のオプションの
「占有ホスト(Dedicated host)」と「占有インスタンス(Dedicated instance)」を簡単にご紹介します。

※「EC2について」の記事のリンクはこちらになります。

AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト(SAA)の学習のアウトプット~EC2について~

なお、いつものことではありますが、あくまで私個人が理解しやすいように
イメージしたものを共有していますので予めご容赦ください。

EC2利用のイメージ

まずは、EC2が通常どのような仕組みでユーザーに提供されているかを再度確認します。
EC2は、AWSが所有しているハードウェアリソースを論理的に分割して切り出したものを
我々ユーザーの必要に応じて貸し出しているイメージです。

ここでポイントとなるのは、いくら論理的に分割されているとはいえ、1つのハードウェアを
不特定多数のユーザーで分け合って利用している状態だということです。
個人で利用するだけであれば特に問題はないかもしれませんが、会社単位でみると、
例えばコンプライアンスの観点で「他社とハードウェアを共有せず自社だけで
使用したい」といったニーズが発生する場合が少なからずあります。

このようなニーズに応える形で登場したのが、「占有ホスト(Dedicated host)」と
「占有インスタンス(Dedicated instance)」というオプションになります。

占有インスタンスと占有ホスト

「占有インスタンス(Dedicated instance)」とは、インスタンス単位でハードウェアを占有して
使用する購入の仕方です。EC2を1つ立てる度に、AWSからハードウェアが1つ貸し出されるイメージです。

対して、「占有ホスト(Dedicated host)」は、1つのホスト(ハードウェア)を借りて
そのホストに必要に応じてEC2を立てて使用する購入の仕方です。
EC2を立てる際にホストをユーザー側で指定できるので、
複数のEC2を1つの占有したハードウェア上でまとめて管理できます。
したがって、持っているライセンスを効率的に使用したい場合などは、
1つのホストでまとめて管理できる占有ホストが適切なソリューションとなります。

まとめ

今回ご紹介した「占有インスタンス」「占有ホスト」については、いち個人でAWSを利用する際には
活用の機会がほとんどないかもしれないですが、業務でAWSを利用している場合や認定資格の勉強を
する場合には必要な知識になりますので、是非覚えておくと良いかと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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