AWS ヘッドライン – 2019.03.19 –

AWS の最新情報をワンライナーでお届け。

Amazon Neptune で 99.9% の SLA が設定されました。

SLA の設定があることは運用上とても重要です。 99.9 % だとおよそ年間で 8 時間の停止時間が想定されます。

詳細はこちら Amazon Neptune Announces 99.9% Service Level Agreement

Amazon WorkDocs Drive でオフラインコンテンツとオフライン検索がサポートされました。

モバイル通信環境が良くなったとはいえ、必ずしも快適な通信環境が得られるとは限らないのでモバイル運用上とても便利になりました。

詳細はこちら Amazon WorkDocs Drive now supports offline content and offline search

Amazon Chime でボイスコネクタが導入されました。

Amazon Chime で普通の電話にかけたり、受けたりできるようになりました。 残念ながら現在利用できるのは、アメリカの電話だけです。

詳細はこちら Introducing Amazon Chime Voice Connector

Amazon Chime でビジネスコーリングが導入されました。

Amazon Chime ボイスコネクタで普通の電話と通話できるようになりましたが、ビジネスコーリングではさらに以下の機能が利用できます。

  • テキストメッセージの送信
  • モバイルとデスクトップなどデバイス間の切り替え
  • 通話を Chime ミーティングに切り替える
  • 留守番電話

運用エンジニアとしてはオンコール対応するときに、モバイルからデスクトップに移動できるのは便利だと思います。

詳細はこちら Introducing Amazon Chime Business Calling

AWS RoboMaker で 99.9% の SLA が公表されました。

SLA が公表されたことでより、ミッションクリティカルな分野でも運用可能になるかもしれません。

詳細はこちら AWS RoboMaker Announces 99.9% Service Level Agreement

Amazon GameLift リアルタイムサーバのプレビューが公開されています。

マルチプレイヤー間での同期を低レンテンシ―で提供するそうです。ゲームサーバの運用はいろいろと難しい課題があるので、こういったソリューションを利用することで解決することができるかもしれません。

詳細はこちら Amazon GameLift Realtime Servers Now in Preview

Amazon Rekognition で エンハンスドフェイスアナリシスが発表されました。

今回で5 番目の認識モデルとなり、性別認識と感情検出の精度が改善し、目が開いているかなどの属性が追加されたそうです。

ちなみにこちら の写真を検出させた結果は以下のようになりました。肖像権の関係で写真部分は隠します。

こちら も解析してみました。

詳細はこちら Amazon Rekognition Launches Enhanced Face Analysis

AWS Certificate Manager で更新コマンドが発表されました。

コマンドラインで更新できると、証明書の更新を cron に登録するだけでできるので、SSL証明書運用がとても楽にできます。また更新頻度を高くしても運用負荷が変わらないのでよりセキュアに SSL 運用が可能になります。

コマンドラインはマニュアルによると以下の通りです。

aws acm renew-certificate –certificate-arn arn:aws:acm-pca:region:account:
certificate/12345678-1234-1234-1234-123456789012

手元の環境ではすでに利用可能なようです。

  • aws-cli/1.16.126
  • botocore/1.12.116

一つ前の以下の版数から利用可能なようです。

  • aws-cli/1.16.125
  • botocore/1.12.115

詳細はこちら Announcing the renewal command for AWS Certificate Manager

本日はここまで。明日から所用によりしばらくお休みします。 それではまた来週お会いしましょう。