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導入事例CASE STUDY

  • 日本アイ・ビー・エム株式会社
  • 所在地:〒105-5531 東京都港区虎ノ門二丁目6番1号 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
  • 設立:1937年6月17日
  • 代表者:代表取締役社長執行役員 山口 明夫
  • URL:https://www.ibm.com/jp-ja
  • 事例公開 2025年12月11日

日本アイ・ビー・エム株式会社 様 AWS標準化を短期間で高品質に実現でき、クラウド運用の効率化に大きく貢献いただきました

アドバイザリー導入支援
*左から、クラウドアドバイザリ ストラテジーコンサルタント 森川 哲史様、製造・流通サービス事業部 流通テクニカルソリューション ITアーキテクト 栗野 康之様

日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は1937年に設立され、東京都港区虎ノ門に本社を置く、情報システムに関わる製品・サービスを提供する企業です。AI、業界別のクラウド・ソリューション、ビジネス・サービスおよび量子コンピューティングなどのイノベーションを通じて、オープンで柔軟な選択肢をお客様に提供しています。研究・開発、ハードウェア、ソフトウェア、コンサルティングからシステム開発、保守・運用までのサービスなど、ITに関連する幅広い製品、サービス、テクノロジーを提供し、企業や社会のデジタル変革を支援しています。

導入ポイント

  • AWS環境の構築・運用において高い専門性と豊富な経験を有している
  • AWSに対する高い専門性を持った人材が豊富にいる

導入した主なサービス

導入背景

今回スカイアーチが参画したプロジェクトの概要と、参画前の課題について教えてください。


栗野様:プロジェクトの概要ですが、お客様は初の本格的なIT投資に取り組む中で、計画の一部を担うIBMに対し、IT統制の適用方法について相談をいただきました。この状況を踏まえ、乱立するクラウド管理基盤を整備するため、IBMからスカイアーチへ「AWS標準ガイドラインの策定」と「標準環境の構築」を依頼する形でプロジェクトが進むこととなりました。

お客様のシステム環境の課題としては 、全社的にAWSを積極活用していたものの、全体の統制なく構築していたため下記のような課題がありました。

1. 運用体制も属人化しており、開発から保守まで特定人員に負担が集中している
2. 標準化された環境や体制がないため、プロジェクトごとにガバナンスや設計を都度検討する必要があり、結果として開発効率が低下
3. セキュリティ対策もシステム単位で個別対応しており、分散と重複によって管理が複雑化

そこで、これらの課題を抜本的に解決し、AWS環境の整備と運用最適化を図るべく、外部の専門パートナーとの協業を模索していました。

導入したAWSアドバイザリー、AWS導入支援(設計・構築)について、
導入効果

どのようにプロジェクトを進められたのか教えてください。

森川様:今回、AWS標準ガイドライン策定と標準環境の構築を依頼しましたが、実際のプロジェクトは要件整理からスタートし、半年間にわたって進行しました。最初の1ヶ月でスコープの明確化とロードマップを策定し、続く2ヶ月で具体的な要件定義資料を作成していきました。
私はPMとしてプロジェクト全体の進行も管理していましたが、当初のスケジュール通りに進行でき、とても助かりました。

実際にプロジェクトを進めてみて、品質はいかがでしたか。

森川様:プロジェクトを進める中で、スカイアーチの高い専門性と品質の高さを実感しました。当初の提案段階から具体的なアウトプットがイメージできる内容で、実際の成果物も期待通りの品質でした。
実はお客様からはかなりタイトなスケジュールの相談が来ていましたが、折り合いをつけながら、スピーディにプロジェクトを完遂できたのはスカイアーチだからこそだと思っています。他社では困難と思われる短期間での要件定義から構築・テストまでを、スカイアーチの参画により実現できたことが大きな価値でした。

また、プロジェクト中に想定していたソリューションでは対応できない課題が発生した際も、スカイアーチは即座に代替ソリューションを提案してくれました。要件変更をすることなく対応できたのは、常に変化するクラウド環境の最新情報を把握し続けている彼らの専門性があったからこそです。この柔軟な対応力が、プロジェクトの成功に大きく貢献したと感じています。

細かなエピソードになるかもしれませんが、プロジェクト期間中の定例で、主担当の方が欠席されるタイミングがあったのですが、他の方でも遜色ない報告や会議内のやりとりができ、技術者の層の厚さとチーム連携の強さが伺え、組織的な対応力も印象に残っています。

今後の展開について

栗野様:AWSでの構築や、より前のレベルでの検討段階からスカイアーチにお願いすることで、リソースやコストの調整面で選択肢が増え、スピーディにプロジェクト推進ができることを実感しました。これからもAWSのプロジェクトがあればぜひお願いしたいです。

森川様:今後もAWSを利用したプロジェクトは増えていくでしょう。その際にまたご一緒できるのを楽しみにしています。

スカイアーチネットワークスは、AWS アドバンストティアサービスパートナーです

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