AWS IoT Coreの概要とメリット
AWS IoT Coreの概要
AWS IoT CoreとはMQTT などの軽量プロトコルを使用して、IoTデバイスとAWS間でセキュアな通信を実現するサービスです。サーバーのプロビジョニング、また管理をする必要がないので、管理者の負担を減らすことができます。
多くのデバイスやメッセージをサポートしていることから、ルーティングが可能になります。
AWSとAWS Lambda、Amazon Kinesis、Amazon S3などといった他のAWSサービスを使うことにより、データの収集から分析まですることができるIoTアプリケーションの構築が可能です。
接続プロトコルは、HTTPSやMQTT over WSS、LoRaWANなどをサポートしておりご希望のプロトコルを選択することが可能です。MQTT、MQTT over WSS、および HTTPなどのプロトコルを使っているデバイスの場合は、メッセージを送受信するためのパブリッシュ/サブスクライブメッセージブローカーを提供可能です。
AWS IoT Coreの利点
AWS IoT Coreの利点は以下の点があげられます。
- 素早く接続
- テスト機能
- 相互認証と暗号化
素早く接続
AWS IoT デバイス SDKを使うことにより、AWS IoT Coreへの接続を迅速に行うことができます。さらにMQTT、HTTPなどを通した接続やメッセージの交換も可能です。これによりさまざまな接続方法に対して、スムーズに接続をすることができます。
テスト機能
Device Advisorを使うことにより、IoT デバイスを検証するためのテストを行うことができます。開発中に行うことができ、さらにフルマネージドクラウドサービスであることから、開発者の負担をかけることはありません。
相互認証と暗号化
接続するポイントにおいて、相互認証と暗号化を行うことにより、セキュリティ対策をしています。AWSの認証方法やトークンベースの認証がサポートの対象となっています。
AWS IoT Coreのまとめ
クラウドサービスを利用するにあたり、AWS IoT Coreを使うことによりデバイスを安全に接続することができます。サーバーのプロビジョニングや、管理をすることがないフルマネージド型であることから、管理者の負担をかけることがありません。
AWS Lambda、Amazon Kinesis、Amazon S3などといった他のAWSサービスを使うことにより、インフラストラクチャの管理をすることなく、デバイスで作ったデータの収集から分析まで可能です。
参考資料
