
*アプリリードチーム リーダー 徳田 侑記氏(写真左後)
営業の受注後の案件を管理するアフターサービス管理のCRM『CSOne(シーエスワン)』を開発・提供されているシーエスワン様の事例をご紹介します。CSOneはAWSクラウド環境でマルチテナントシステムとしてサービス提供するだけでなく、お客様のIT環境・ポリシーに応じて、顧客企業のオンプレミス環境へのシステム構築、どちらにも対応されているとのこと。その中でも今回はクラウド環境で、AWSを導入した事例についてご紹介していきます。
導入ポイント
- AWS運用だけでなく、エンドユーザー独自のサーバー環境でも対応してもらえるので管理工数が減らせる
- 24時間365日の保守・運用体制がしっかりあるので安心感がある
会社概要
アフターサービス業務を管理するCRMをCSOne標準クラウドだけでなく、オンプレミス環境にも提供
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CSOne様の事業について教えてください。
- 弊社は一言で言うと、アフターサービス(営業が受注した後のアフターフォローのサービス活動のこと)を管理するCRMのシステムを提供しています。提供の仕方ですが、お客様のIT環境・ポリシーに合わせて提供しており、SaaSでもオンプレミスでも対応が可能です。2019年12月現在、およそ80社・1万人のユーザー様にご利用いただいています。
業界としてニーズが多いのは、機械メーカー関連の企業様でしょうか。これまで保守はエンドユーザーの方からの依頼があって対応するという流れが多かったですが、最近は予防保全を強化される企業様が増えており、プロアクティブに保守を行っていくという考え方にシフトしています。いわゆる提案保守、壊れる前にメンテナンスを提案するという考え方です。そういった案件を管理するために弊社のシステムをご活用いただいています。その他にはサービス報告書の電子化に対応したサービスを探されていたり、店舗メンテナンスを管理したい、といったニーズがある企業様に利用されています。
選定理由
拡張するサービス『CSOne』の裏側を支えてくれるITパートナー
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クラウドサーバー、AWSをご検討されたきっかけについて教えてください。
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「拡張する弊社サービスの裏側を支えてくれるパートナーを探していました。」(三溝 氏)
きっかけは、より大きな受注があることも見込んで先んじて環境へ投資をしようと考えたことでした。当時はスケールアップの利便性や、例えば弊社ではIoTに関連する機能もついているので、IoT関連のユースケースがあることであったり、信頼性が十分かどうかといった点で検討を始めました。
また、保守管理に関しては、障害があったときに24時間365日に対応していないという課題を抱えていました。そのため導入から保守運用まで専門の部隊を持っている会社を探すに至ったという経緯がありました。様々な理由からオンプレミス/クラウドいずれも選択されるお客様がいらっしゃいます。拡張する弊社サービスの裏側を支えてくれるパートナーを探していました。
導入効果
AWSをはじめ、様々なサーバー環境まで含めて運用・保守をお任せできること
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「マネージドサービス」の導入効果について教えてください。
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「運用・保守を複数のベンダーに個別に依頼する必要がないので、私たちも運用上、効率化が実現できていると考えています。」(徳田 氏)
スカイアーチを選んだ理由は2つあります。私たちの開発・提供するシステムは、お客様のIT環境やポリシーに合わせて提供するという対応力もお客様にとっての魅力の一つであると考えています。そのため、スカイアーチのように弊社のお客様の様々なサーバー環境まで含めて運用・保守を担っていただけるのはとても助かっています。お客様に安心感を持っていただけるのはもちろんですが、運用・保守を複数のベンダーに個別に依頼する必要がないので、私たちも運用上、効率化が実現できていると考えています。
2つ目は24時間365日の運用・保守をお任せできることです。1つ目の理由と重複する部分もありますが、24時間265日の運用・保守をお任せできるということはやはり安心感があります。また、運用・保守の部分をお任せすることで私たちはサービスの開発にリソースを集中させることができます。
以上の理由からAWSの導入・運用・保守全てお任せできるスカイアーチを選びました。
要望と期待
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スカイアーチへご要望やご期待があればお聞かせください。
- おかげさまで導入企業様やユーザー様の数は順調に増えていっているところです。クラウド環境のスケールアップや可用性の強化などに関して、ご提案をいただきたいと思っています。