AWS導入支援・クラウド運用代行 スカイアーチネットワークス

スカイアーチHRソリューションズ社内 導入事例

導入事例

親会社であるスカイアーチネットワークスはAWSのビジネスを10年以上やっていますし、AWSトレーニングパートナーの認定を受けているので、AWSの実績がある会社が提供する研修は魅力的だと感じました。

スカイアーチHRソリューションズはAWSに精通したエンジニアの人材紹介・採用代行・技術者派遣事業を行う国内初AWS特化型人材会社です。スカイアーチHRソリューションズでは採用から育成・輩出までをトータルでサポートしています。

今回導入に至った経緯は、クラウド未経験者が実務に入るには、知識だけでは厳しく、技術と経験を培える機会が必要だという考えから、実案件に入っても活躍できる人材になってほしいという思いがありました。IT人材不足という日本の社会課題解決に取り組む「人材サービス型AWSパートナー」であるスカイアーチHRソリューションズの池西社長と、実際にバーチャルOJT(以下V-OJT)を受講された木内さん、横田さんに感想をそれぞれ伺いました。

導入ポイント

  • AWSに特化した、高い専門性があると感じた
  • 要件定義などの上流工程から経験できるプログラムだった
  • 研修の為の研修ではなく、現場で使える研修だと感じた

導入経緯

Cloud Builders Campをご受講頂いた経緯を教えてください

池西:私自身、実務で役に立たない研修しか受けてきておらず、研修の為の研修が嫌いでした。スカイアーチHRソリューションズでは資格の取得を推進しており、多くのAWS資格保有者がいます。ただし、クラウド未経験者が実務に入るには、知識だけでは厳しく、経験を培える機会が必要だと考えました。そこで親会社であるスカイアーチネットワークスはAWSのビジネスを10年以上やっていますし、AWSトレーニングパートナーの認定を受けているので、AWSの実績がある会社が提供する研修は魅力的だと感じました。実際の案件で培ったノウハウがたまっているので、研修の為の研修ではなく、現場で使える研修をオーダーしたのが経緯です。

Cloud Builders Campを受講する社員に対して、どのような思いがありましたか

池西:V-OJTを通して座学と実務のギャップを感じてもらって、自分に足りないものを学んでもらいたい、という思いがありました。また、実案件に入る前に一度経験を積むことで、現場に出た際の負荷が減るのではないかと考えました。

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スカイアーチHRソリューションズの育成方針

スカイアーチHRソリューションズではどの様な育成方針がありますか

池西:SESのビジネス上、他企業様では、採用してすぐ現場への配属が一般的ですが、スカイアーチHRソリューションズでは大事な社員をモノとしての扱いはしたくない、という会社の思いがあります。その為、入社した方にはすべてCloud Builders Campの研修を受けてもらってから、現場への配属を行っております(入社したタイミングで受けられなかった方除く)。スカイアーチHRソリューションズで採用しているほとんどの方がAWS未経験者ですので、まずはAWSの知識を得るために資格を取ることを推奨しています。エンジニアの方も資格を取得すれば、得られる報奨金の制度があります。

エンジニアのキャリアプランについて

スカイアーチHRソリューションズのエンジニアにはどの様なキャリアプランがあるのでしょうか

池西:スカイアーチHRソリューションズではエンジニア自らキャリアプランを作れるようにしています。他企業では、営業から“ここの案件に入ってください”と言われるのが一般的ですが、弊社はAWSに特化している為、実案件で経験を積んだエンジニアの方はAWSには幅広い領域(セキュリティ、サーバーレスなど)からエンジニアの方が自ら入りたい案件に意思表示することが可能です。

受講者の今まで(スカイアーチHRソリューションズ入社まで)の経歴

ここからは、木内さん、横田さんにお伺いします。まずは、お二人の今までの経歴をお聞かせください

木内:前職では、Webアプリケーションの開発をメインにしておりました。AWSの経験はなかったのですが、AWSの勉強を通してサービスの豊富さや構築の手軽さに魅力を感じた為、AWS案件に携われるスカイアーチHRソリューションズへ入社しました。

横田:前職では、エンジニアやITコンサル(セキュリティ関連)の経験があり、AWSは1年ほど運用保守で経験しています。ITコンサルでは要件定義、プロジェクトマネジメントなど上流工程の仕事に従事しておりました。ITコンサルからエンジニアへ転職した理由は、気質がエンジニア向きだと感じており、コンサルだけではなくエンジニアに戻りたいという気持ちでスカイアーチHRソリューションズへ入社しました。

研修中の体験談

最初に木内さんへお伺いします。V-OJTでの1日の流れを教えてください。

木内:V-OJTでは朝会で、エンジニア同士お互いの1日の作業の流れを確認します。その後、Slackで連絡を取りながら各自で作業を行い、場合によっては顧客役(V-OJTトレーナー)の方と打ち合わせを行いました。一日の最後には夕会で業務進捗の確認とトレーナーからのレビューを受け、一日中忙しかったです。

V-OJTを受講した印象は如何でしたか?

木内:役割は、PL(プロジェクトリーダー)を任されていたのですが、今回の参加者とは全員初対面だった為、コミュニケーションが大変でした。また、要件定義など上流工程には携わったことがなく、初めてのことだったので難しかったです。V-OJTを終えて上流工程やリーダーを経験出来たこともあり、視座が高くなったと感じています。今までの業務では、作業を終わらせる事がゴールになっていましたが、“なぜ、この業務が必要なのか”、“何時までに必要なのか”など、プロジェクト全体を意識して仕事を進められる様になりました。

V-OJTを受講し終えて、成果物(V-OJT内のエンジニアが作る納品物)に対する自己評価は如何でしょうか?

木内:成果物は当時の自分ができることは全て出し切れたと感じています(笑)。ただし、納期については調整が難しく、遅れが出たこともあり、反省点の一つです。

今まで受講された研修との違いは感じましたか?

木内:今までこのような実践的な研修は受けたことがなく、実案件に似ていて現場で生きるスキルが学べました。

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ここから横田さんへお伺いします。 V-OJT内の役割(ロール)とV-OJTを受講した印象は如何でしたか?

横田:役割は木内さんと一緒で、メンター(木内さん受講時の名称はプロジェクトリーダー)としてチームメンバーのメンタル管理、PJマネージメントやタスク管理を行っていました。

今までの会社で受けてこられた研修と比べて、異なった印象など在りましたか?

横田:前職ではちゃんとした研修がなく、“入社してすぐ現場”という感じでした。今回のV-OJTのような実在したシステム開発の現場は初めてだったので、知らないことが多く楽しめました。

V-OJTで苦労された点、難しかった事で思い出すことはありますか?

横田:何よりも、プロジェクトを最初に敷いたスケジュール通りに進める事が難しかったです。最初にスケジュールを引いて、それに従って進めていくのですが、イレギュラーが発生し、時間がとられた結果、スケジュールが後ろ倒しになることが有りました。プロジェクト内で発生したイレギュラーや、不明点をどの様に解消するのかが難しかったです。また、お客様と解決策について交渉する場面で苦労しました。

横田さんがV-OJTを受講されて難しかった半面、得られたことや気づきはありましたか?

横田:マネージメントとエンジニアの2つの観点で気づきがありました。まず、マネージメントは、自分は今までマネージメントをする機会が多く有りませんでした。今回マネージメントの立場になって、“なんでタスク管理をしなければいけないのか”、“小まめに報告しなければいけないのか”などの重要性を理解できました。次にエンジニアについては、AWSを使ったシステム構築では、どの様な仕事が発生して、どの様に対処するのか、V-OJTで学んだメソッドを真新しく感じて、一から吸収させて頂きました。

今後どのようなエンジニアになりたいですか?

木内:上流業務から対応できるエンジニアに成りたいと考えておりまして、今はデータベースに興味があるので、データベースの要件定義から保守なども出来るエンジニアに成りたいです。

横田:V-OJT内では、中々体験できないマネージメントを経験して大変さを理解しました。今後はPJマネージメントを目指したいと思います。また、過去セキュリティの経験があり、AWSにもセキュリティのサービスが多くあると思うので、そちらの面でもプロフェッショナルになりたいと思います。

池西:現在お二人には研修を終えて案件に入って頂いています。実案件ではV-OJTで経験した以上に大変なことが有ると思いますが、頑張ってもらいたいです。

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Cloud Builders Campに対する期待

最後にCloud Builders Campに対する期待や、希望などありましたらお聞かせください

池西:Cloud Builders Camp研修は今までも受講生のフィードバックした内容を研修で生かして頂いており、より良いプログラムになっていると思いますので、受講者の意見を今後とも取り入れて頂きたいです。また、SESの社長としては、研修を受講した方を提案する際、V-OJTで経験したことをスキルシートに書いています。ある大手のSIer様からはV-OJTでの経験に対する評価を貰い、安心感を頂いています。お客様からも支持して頂いているので、今後とも研修をブラッシュアップしていくと、より多くのAWSエンジニアが増えると期待しています。

備考

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最終更新日

2024.04.11

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