Azure Open Datasetsとは?概要とメリットを解説


Azure Open Datasetsの概要

Azure Open Datasetsは、Azureで気軽にアクセスできて機械学習モデルの精度を高められるオープンデータサービスです。データセットが一般公開されていて、およそ数十種類のデータセットを利用できます。

データのカテゴリとしては、機械学習用のサンプル以外にも、天気や衛星映像、社会経済学などがあります。各カテゴリには概要説明文が記載されているので、データの内容も把握しやすいです。データの検出や準備にかかる時間を減らすのに役立つでしょう。

料金は追加料金なしで利用できますが、仮想マシンのインスタンスやネットワークリソース、ストレージなどの利用中にAzureサービスに対して支払いが発生するということに注意が必要です。

Azure Open Datasetsのメリット

Azure Open Datasetsで幅広いジャンルのデータセットを活用できるため、目的に応じた情報が見つかりやすいでしょう。具体的に活用できるデータセットの例は下記の通りです。

  • NASAの観測データから得られる全球地形データ
  • 米国国勢調査局による米国の郡ごとの性別・人種別の米国人口
  • 英国気象庁が提供する全球気象データ
  • Wikipediaをもとにした世界の祝日データ

文字列検索にも対応しているので、データセットをスムーズに検索できる点も便利です。

▼参考資料

https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/open-datasets/

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