AWS導入支援・クラウド運用代行 スカイアーチネットワークス

株式会社ラフォーレ原宿 様 導入事例

導入事例

トラブル時の真摯な対応に、「ちゃんとやっていただける会社なんだな」という印象を受け、安心しました。

株式会社ラフォーレ原宿
業務管理部 総務グループ グループ長 木島 信宏氏(写真中央)

業務管理部 総務グループ システム担当 副主事 永井 宗範氏(写真左)

株式会社スカイアーチネットワークス
営業本部 部長 掛札 雅敏(写真右)

株式会社ラフォーレ原宿様(以下、ラフォーレ原宿様)は、ショッピングセンター(ラフォーレ原宿)及び多目的ホール(ラフォーレミュージアム)の運営・コンサルティングを中心に事業展開する商業ディベロッパーを行う企業様です。弊社ホスティングサービスとAWSで、『マネージドサービス』を導入頂きました。その経緯と効果について、同社業務管理部 木島 信宏氏(写真中央)、永井 宗範氏(写真左)にお話をお伺いいたしました。

株式会社ラフォーレ原宿

  • 所在地:東京都渋谷区神宮前1-9-13
  • 設立:1986年7月
  • 資本金:10,000,000円
  • 事業概要:ショッピングセンターの運営、多目的ホールの運営・管理、イベントの企画・制作
  • URL:http://www.laforet.ne.jp/

1978年、‘明治神宮の街・原宿’に『ラフォーレ原宿』がオープン。地域の活性化を目的とした「街づくり」をテーマに、‘ファッション=時代を表現するカルチャー全般’ という視点から常に発信し続け、そして今や世界に名立たる‘ファッションの街・原宿’へ その変貌過程で『ラフォーレ原宿』はランドマーク的役割を果たす。一方で、国際的な展覧会やファッションショー、インキュベート的なイベント文化事業を積極的に展開、その結果、感度の高いものに触れられる場としてのステータスを確立し、常に時代に敏感な人々が集まるファッション・文化の情報発信基地として活動し貢献する。

課題

  • 震災を機にサーバーが社内にあることへのリスクを感じていた
  • 人手不足に加えて、本業では無いサーバー管理に手間がかかっていた
  • サーバールームのサーバー台数が増えるにつれてハードウェア保守の心配が増えた

効果

  • クラウド運用代行(AWS)でリスク回避
  • サーバー管理の手間が省けて人手不足を解決、他の業務に注力できるように
  • AWSにすることでハードウェア保守の心配から解放

利用状況
『マネージドサービス』と『クラウド運用代行(AWS)』を利用

『マネージドサービス』の利用状況を教えてください。

ファイルサーバーとバックアップサーバーに『マネージドサービス』を利用。

元々ファイルサーバーとバックアップサーバーは、自社のサーバールームに置いていました。以前はデータを外に出すことへの抵抗があったのですが、震災を機に外に出していこうというように、社内も世間的にも変わっていったように思います。
ハードウェアの保守切れのタイミングで、ファイルサーバーと、バックアップサーバーの2台をリプレイスすることになり、スカイアーチのマネージドホスティングサービスを利用し始めました。

給与計算サーバーのリプレイス時にはAWSを採用。

そして、今年に入って社内の給与サーバーをAWSへリプレイスする際にお手伝いしていただきました。当社はセキュリティに気を使っており、サーバールームには免震装置が入っています。なので、オンプレミスも検討しました。しかし、それでも万全とはいえませんので、外部のサーバーの方がリスクは少ないだろうという考えでAWSへリプレイスすることにいたしました。
スカイアーチネットワークスには24時間365日体制でAWS環境の運用・保守をお願いしております。

移行時の問題点はありましたか。

トラブルはありましたが、その時の真摯な対応に安心しました。

移行当初は、マネージドサービス環境の通信速度が想定より遅くなっていたので、サーバーにログインして通信速度のテストなど色々と親身に対応頂き、「ちゃんとやっていただける会社なんだな」という印象を受けました。結局、ファイアウォールの設定がネックになっていました。先ほどの話にもあったように、当社はセキュリティに力を入れており、回線を2重化しておりました。回線を自動で切り替えるシステムが入っていたので、それも影響したのかなと思います。

導入効果
これまでかかっていたサーバー管理の手間が省けていること

『マネージドサービス』の導入効果について教えてください。

これまでかかっていたサーバー管理の手間が省けて他の業務に注力できることは大きな効果

以前は今よりマンパワーもあったので、サーバーの構築も自分たちで行っていました。そのこともあって、サーバーは自分たちの手元に置いて面倒を見たいという思いで、自社にサーバーを置いて管理していました。今は1~2名体制で動いているので、運用保守をお任せしていることで、他の業務に注力でき、大きな効果だと感じております。

AWSの導入効果について教えてください。

AWSにして、ハードウェアの心配から解放されました。

まず、あげられるのはAWSに移行したことでのコストメリット。
そして、ハードウェアの面での心配が無くなったことがとても大きいです。サーバールームにはエアコンを2台備え付けており、どちらかが止まってしまっても大丈夫なようにしています。しかし、以前にエアコンが1台切れてしまったときに、想定以上にサーバーの台数が増えていたため、温度上昇のアラートメールが飛んで、会社まで出てこなくてはいけなくなったことがありました。やはり、台数を減らすことは課題として挙げられます。
AWSにして、こういったハードウェアの心配がなくなったのは大きな効果です。

今後の展開
外に出せるものからクラウドへリプレイスしていきたい

今後の展開についてお聞かせ下さい。

当社のビジネスの展開としては、森ビルグループの中でラフォーレ原宿は情報システム的には独立していますが、森ビルグループの商業施設事業部と連携して、売り上げ貢献に関与していきたいと考えています。本体の動きをみつつ、より合理的にシステムツールを作っていきたいと思っています。業務が効率よく適正に動くようなシステム導入・運用が本当はメインの業務なので、グループ全体の最適化を念頭に置いて社員の業務負荷がなるべく少なくなるようなシステムを構築してゆきたいと思っています。

サーバー周りに関しては、今社外に出せるキーは少ないのですが、オンプレで動いているAD(Active Directory)サーバーを、クラウドに持っていきたいなと考えています。いずれ殆どのサーバを社外に持って行きたいのでモバイルからの管理などもできるようになると便利ですよね。ただ、セキュリティ上、ファイアウォール等との兼ね合いがあるので慎重にリプレイスしたいなと考えています。

  • 取材日:2015年8月
  • 記載の担当部署は、取材時の組織名です。

備考

関連サービス

AWS 運用代行(クラウド運用代行 for AWS)

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最終更新日

2024.02.28

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