最近のコメント


    • ビジネスでよく使われるロジカルシンキングがありますが、
      クリティカルシンキングという言葉も最近は使われ始めています。

      ロジカルシンキングは、物事を結論と根拠に分け、そのつながりを捉え物事を理解する思考法です。
      クリティカルシンキングは、日本語に訳すると批判的思考だそうです。
      今ある事実を疑い、本当にこれで良いのかという視点です。
      何事も当たり前と考えてしまった時点で思考が停止してしまいます。
      世の中は急激に変わっていますので、今までのことを当たり前と考えず、
      今ある現実を疑って本当にこれで良いのかという視点をつけましょう。

      また、当たり前は「誰がどう考えてもそうあるべきだと思うこと、当然なこと」という意味で使われます。
      しかし、全てのことが同じ環境である訳はありません。
      人によっても、当たり前の内容が違います。
      当たり前の基準がその人が辿ってきた環境によって違うからです。
      他では当然であったり、ここでは無かったりなど、なぜ、有るのか?
      とは考えず、なぜ無いのか?に注目しがちです。

      環境が違うということを念頭に、何も無いのが当たり前と思ってしまえば、
      ほとんどのことが感謝だらけになります。全てが当たり前と考えないということは、
      現状の環境をしっかり把握し、今後更に良くしていく発想に繋がる考え方だと思います。


    • 日常生活で何をしたのか覚えていないなど無意識になりがちではありませんか?
      リモートワークだと日々獲得する情報量が減ってませんか?
      例えば、同僚に目を向けたりなど、リモートワークになって無関心化が進んでませんか?

      感謝を積極的にするということは、いろいろ出来事があった場合に、何も感じずに過ごしてしまうことが減ります。
      人や事象の良い所を見つけようとするので、日常経験の意識化が行われ、いろいろな視点が身につくはずです。
      これを「他者視点」というそうです。
      他者視点とは、自分の視点は当然のこと、他者の状況・立場・視点などから考える能力で
      「あの人ならどう考えるか」「あの人ならどう感じるか」という風に常に考えます。
      これを考えることを「ポジティブ心理学」と心理学で分類されているそうです。

      日々感謝をしていることで、自分も感謝した行動を認識しているので、
      感謝されることを意識して行動が出来るようになったり、考えなくても自然と行動できるようになったりします。
      また、感謝を積極的にすると、ネガティブな事象も学習すべき体験として捉え直すことができるようになります。
      例えば、トラブルが起きたとしても、ほにゃにゃらが居たから今回のような小さなトラブルで済んでたし、
      居なかったら大惨事になっていた!次回は事前に対応策を整えておこう!
      と感謝を中心として、学習に変わってしまいます。
      この経験があったから、今があるという感謝の気持ちがあると視野の広がり方が速くなると思います。